大統領就任後初めての重要な立法議案となる、教育・科学・インフラ法案の成立を目指すエリザベスは上院議員たちへの根回しに余念がない。だが就任100日の節目を前に、大統領選挙で敗退したミラー議員のスキャンダルネタをイラン政府が握っていたことが発覚。エリザベスが選挙戦でイランと共謀したという疑惑が浮上する。米国史上初のファースト・ジェントルマンとして注目を集めるヘンリーは人気のトークショーに出演する。
エリザベス肝煎りのESI法案が可決された喜びも束の間、財源として設定されたガソリン税への反発は予想外に大きく、低所得者層によるデモが各地で起きていた。支持率低下に戸惑うエリザベスだったが、ニューヨーク・メッツの開幕試合で始球式を行うことになり練習に励む。大統領選挙でイランと共謀した疑惑に関して上院情報委員会の聴取に臨んだマイクBは、メーン州での選挙キャンペーンで起きたある事件を振り返る。
退役軍人省のITインフラとメンタルケアプログラムを近代化する法案に取り組んでいたヘンリーは、英雄として海兵隊を退役したジェンキンス少佐の協力を得て委員会へのアピールを試みる。モレホン副大統領は自らの主義に基づいて法案に反対し、ヘンリーの作戦を妨害したため彼の怒りを買う。上院情報委員会の聴取に召喚されたデイジーは、選挙キャンペーン中に暴行で逮捕された一件についてハンソン議員に問いただされる。
大統領選挙期間中に暴露されたスキャンダル記事に関して、デイジーが違法なハッキングで得た情報を流出させたという疑惑が浮上する。エリザベスはデイジーの無実を証明しようとするが、彼女にネタを提供した人物は雲隠れし、記事を書いたギレン記者はかたくなに情報源を明かさない。ダルトン前大統領は肖像画のお披露目のためにホワイトハウスを訪れ、インタビュー番組に出演する。ディミトリは市民権取得宣誓式に臨む。
国連安全保障理事会を襲ったサリンガス攻撃の首謀者が見つかった。掃討作戦に自律型の無人兵器を使うか危険な場所に兵士を送り込むかで幹部たちの意見が割れ、エリザベスは選択を迫られる。ハンソン議員は委員会の聴取にブレイクを召喚。政治資金法違反の疑惑を追及するも、ブレイクは恋愛問題についての証言を始める。ヘンリーとエリザベスは犬を飼うことを検討するが、マイクBたちスタッフを巻き込んだ大ごとに発展する。