ピーターとニールは逃亡中のFBI捜査官フランクリンの行方を追うことに。彼を追跡している連邦保安官デカートによると、証人情報の不正アクセス罪を問われているという。フランクリンは以前、ホワイトカラー部署で働いていたが、情報提供者との恋愛が原因で左遷されていたのだった。二人は提供者のレベッカが働く高級車の販売店に向かう。一方、モジーは爆破事件の前に、ケイトが電話していた相手をつかむ。
亡くなったはずの母マヤが目の前に現れ、動揺を隠せないオリヴィアは母と共にハックの隠れ家に身を寄せた。22年前の出来事を語り始めるマヤ。一方、サイラスがサリーの大統領選出馬を阻止するため苦渋の決断をする。
大統領の愛人に仕立て上げられた官邸職員のジニーン・ロックは、オリヴィアに助けを求める。会見を開いたオリヴィアは、大統領とジニーンの間に性的関係はないと語る。ところがその直後、父ローワンから脅され…。
チャーリーからアルバトロスの名前を聞き出したハックとクイン。その直後、オリヴィアの金庫からサイトロン社のカードが盗み出された。クインたちはチャーリーを疑うが、オリヴィアはアルバトロスの背後にレストン知事がいることを確信する。しかし、既に大統領を脅迫し、取引を持ちかけていたレストン。早速彼女はレストンとの交渉に臨むが、オリヴィアの秘密も暴露されようとしていた。
大統領選も佳境にさしかかり、グラント陣営は遊説先で資金確保に全力を注いでいた。その矢先、グラントが州知事時代に公邸で麻薬性鎮痛剤を使用していたという疑惑が浮上する。オリヴィアは情報源の追及に動き出そうとする。そのころ、グラントに「オリヴィアに近づくな」と言い渡された妻メリーは、14年前の悲劇を思い出していた。それはメリーが“自殺未遂”を犯した夜のことだった。