お願い、ママ

ジネは長男のヒョンギュばかり大事にする母親に疲れ、一人暮らしを夢見る。一方、総菜店を営むサノクは、急に店の敷金を増額すると言うキム社長のせいで頭を悩ます中、夫のドンチュルが投資詐欺に遭いお金を失ったことを知る。

事務所を辞めたヒョンギュは、独立するための資金が不足しサノクに援助を求め、サノクは店を畳む決心をする。一方、その事実を知らないジネはサノクの総菜店を助けるため、苦労して借りたマンションを解約しようかと悩む。

ジネは紆余曲折の末、フンジェの協力を得て工場の漏水を直す。だが翌日、中国のバイヤーの来訪中に、修理した配管が再び破損し、ヨンソンが水を浴びそうになるところをジネが身を挺して助ける。

ドンチュルがヒョンギュを殴ったことで家族が沈んでいる中、サノクはジネに残った資金をヒョンギュに貸してやれと言い、２人は激しい口論になる。一方、フンジェはジネが心配で工場を訪れるが、ヨンソンと鉢合わせしそうになり慌てて女子更衣室に隠れる。

ヒョンギュはジュニョンの運転手をしていて、初恋の相手だったジヨンと再会する。ヨンソンはフンジェが警察に捕まった件で腹を立て、フンジェに家を出て独立しろと言う。一方、ヨンソンの特別な計らいで本社でプレゼンの準備をすることになったジネは、遅くまで会社に残っていて怪しい人物と遭遇する。

無念にも産業スパイの疑いを受けたジネ。サノクはジネの部屋を調べに来た監査課の社員を必死で追い出し、ジネの潔白を証明するためにヨンソンを訪ねる。新しい仕事でチョルンと再び競うことになったフンジェは賭けを提案する。