かがみ まど とびら

子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品第二弾として彩の国さいたま芸術劇場と共に、藤田貴大が取り組んだ本作。2020年の秋に発表し、新型コロナウイルスによって起きたパンデミック後に初めて製作した作品である。影絵やゲームなどを多様な要素を織り混ぜながら物語を展開させた。「自分」と内と外を隔てる「鏡」「窓」「扉」という“境界線”をモチーフに、大切なぬいぐるみが捨てられるのを阻止するため「かがみ」「まど」「とびら」の三人の子どもたちが繰り広げる“夜の冒険”を描く。原田郁子が音楽を、ファッションブランドであるsuzuki takayukiが衣装を担当。2020年初演を記録した映像をこの度初めて公開。