やつらは多分宇宙人!

まるで宇宙に手が届きそうなその夜、帰宅した寺野絵子(谷村美月)のもとに1枚の置手紙。 弟・寺野呂(ろ)葉(は)守(す)(井之脇海)は家出をしたのだった。 家出をした呂葉守が転がり込んだ先は、先輩の銀側万丈(馬場徹)の自宅。 そこに暮らす父・銀側広大(嶋田久作)、母・銀側謎美(原千晶)。 彼らは宇宙人だった! 彼らの目的は、地球征服。 しかし突如現れた"居候"に戸惑う宇宙人一家。 そんな家族を双眼鏡で見ている、謎の男・Mr.NISHIKINO(錦野旦)。 銀側一家は地球人として呂葉守を迎えることが出来るのか。 そして、呂葉守が家出をした理由とは・・・。

呂葉守が家出してから3週間。まだ帰らぬ弟が心配な姉の絵子(谷村美月)は今日も弟・呂葉守(井之脇海)に電話をかけている。 そんな頃、銀側家の大黒柱、父・広大(嶋田久作)が会社をクビになってしまう。にもかかわらず、深刻な様子が伺えない銀側ファミリー。 今後の銀側家を心配した呂葉守の発言により、広大は就職活動をすることを決意す。 ところが、結果は不採用。自信を失っていく広大。そんな広大を心配する謎美(原千晶)・万丈(馬場徹)・呂葉守。そこへ現れる謎の男・Mr.NISHIKINO(錦野旦)。 広大の再就職叶うのか?

幼いころ家族で行った旅行写真を眺めながら、姉・絵子(谷村美月)のこと、行方不明の父親のことを考えていた、呂葉守(井之脇海)。 その写真の中の父親の首から上が写っていないことに気が付く万丈(馬場徹)。 そこに突如、霊媒師として現れる謎の男・Mr.NISHIKINO(錦野旦)。 家族旅行の時の記憶がない呂葉守を見た広大(嶋田久作)・謎美(原千晶)・万丈は週末に「家族旅行」を計画する。 翌朝、「家族旅行」などしたこともない銀側一家は呂葉守を含めた4人で、家族旅行のリハーサルをはじめるが・・・。

相変わらず帰って来ない弟・呂葉守(井之脇海)とコミュニケーションを図ろうと電話をする絵子(谷村美月)。そんな頃、勉強をしていた万丈(馬場徹)が気晴らしに付けたTVからMr.NISHIKINO(錦野旦)が現れ、万丈に「今の君に必要なものだ」と1冊の本「理由なき反抗」を手渡す。次の日、ガムを噛み、サングラス・派手なネックレス・赤いTシャツの不良ファッションに身を包んだ万丈が、広大(嶋田久作)と謎美(原千晶)の前に現れる。万丈は、本当の大人になる為、自ら反抗期を迎えていたのだった。反抗期を迎えて一週間、様子がおかしい万丈をサイコメトリーした謎美。ついに、謎美や広大までもが、反抗期宣言をしてしまい・・・。

銀側家が宇宙人なのではないかと疑い始めた呂葉守(井之脇海)は銀側家にばれないよう、家の外で姉・絵子(谷村美月)に電話をかけるが、軽くあしらわれてしまうのだった・・・。 その頃、広大(嶋田久作)・謎美(原千晶)・万丈(馬場徹)はショッピングという名の"視察"に出かけていた。 銀側家が留守の間に、宇宙人である証拠を掴もうと呂葉守は家の中の捜索を始める。 そこへ、骨董品屋からもらった壺をもって銀側一家が帰ってきたので、呂葉守は慌てて押し入れに隠れる事に。 珍しい壺などの骨董品が高額で取引される事を知った銀側一家は、自分の家の中に何かあるのではないかと探し始める。 そこに、やってきたのは骨董屋に扮した謎の男・Mr.NISHIKINO(錦野旦)。広大にあげたはずの壺を、お礼の十万と引き換えに持って帰ってしまう。 一見いらないと思えるものの中にも、探せば価値のあるものがあるんだと気が付いた広大は・・・。

離れて暮らす弟・呂(ろ)葉(は)守(す)(井之脇海)を心配している、絵子(谷村美月)。 そんな頃、銀側家では ママさんバレー、パート、家事など主婦業務を日々遂行している謎美(原千晶)。 夫の広大(嶋田久作)や息子の万丈(馬場徹)からの頼まれ事もそつなくこなしている。 ある日、いつものようにママさんバレー、パートで頼まれたスーパーのチラシ作り、 家事をテキパキこなす謎美。 万丈と広大もいつものように、謎見ばかりを頼っていた・・・。 ところが、相変わらず頼りきりの広大に向って 「私は、忙しいんです!」と言い放ち、突然立ち上がってどこかへ行ってしまう。 そんな様子を双眼鏡で観察していた謎の男・Mr.NISHIKINO(錦野旦)は・・・。