※本作品には、一部性的および刺激的なシーンが含まれております。高評価を受けたフェミニスト小説の翻案である「アイ・ラブ・ディック」は、テキサス州マーファの活気に溢れたアカデミックなコミュニティーを舞台とする。本作が描くのはクリスとシルヴェールの悩める夫婦と、カリスマ的な教授のディックに対する2人の妄想である。本作は複数の人物の視点から語る「羅生門」的なスタイルを取り、結婚生活のほころび、アーティストの目覚め、そして乗り気でない救済者が神格化される過程を描く。
エピソード1
アイ・ラブ・ディック
セックスレスのクリスとシルヴェールの夫婦は、ニューヨークからテキサス州マーファへ一時的に移住する。2人は有名アーティストで謎多きカウボーイという風情のディックとの夕食を契機に、エロチックな夢想を抱くようになる。キャスリン・ハーン、グリフィン・ダン、ケヴィン・ベーコン主演。
エピソード2
くすぶる思い
クリスはディックへの妄想を膨らませていき、夫婦の性生活は活発になる。
エピソード4
イリンクス
クリスとシルヴェールは取り繕うための行動に出るが、ディックの反応に動揺し、結婚生活の危機を迎える。トビーとデボンはそれぞれの道を行く。
エピソード5
ちょっと変わった女性たち
マーファの女性たちが、自らの欲望の歴史を赤裸々に語る。
エピソード6
ラブレターじゃない
大騒動の後、クリスはディックへの想いを断ち切ろうとする。トビーは扇情的なパフォーマンスを行い、その動画がネットで拡散される。だがデボンはトビーの行動を非難する。自分たちの置かれた状況が限界に達したと感じて、ディックとシルヴェールは、あり得ない取引を行う。
エピソード8
カウボーイと遊牧民
シルヴェールがディックに手紙を書く一方で、クリスはディックとの関係に踏み込もうとする。デボンのパフォーマンスはマーファの人々の心を呼び覚ます。
ケヴィン・ベーコン
キャスリン・ハーン
グリフィン・ダン
ロバータ・コリンドレス
リリー・モジェク
ジル・ソロウェイ
アンドレア・スパーリング
サラ・ガビンズ