嵐立つなり
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京都に生まれ育ち、国際会館で会議のコーディネーターとして働く女性の、2人の男性への愛を描く。連綿と続く京都の歴史の重さを背景に、女性が2人の男性を同時に愛し得るのか?結婚にとらわれない愛とは?なぜ、ただ1つの愛を選ばねばならないのか?をテーマに、自由で豊かな愛を求めていく女性の生き方を追う。ヒロイン・綾子を十朱幸代、綾子に愛される男性2人は、幼いころから姉妹のように親交のある隆二を沢田研二、英語学の教授で綾子の恋人である静雄を仲谷昇が熱演する。 【ストーリー】 新城綾子(十朱幸代)は、国立京都国際会館で、国際会議のコーディネーターとして活躍する32歳のキャリアウーマン。表面は近代的な明るい女性だが、綾子の中には、古い京都の伝統の血が流れている。母・たつ(山田五十鈴)は、かつて芸者だったが、今は常連相手の旅館を営んでいる。綾子が早く跡継ぎの女の子を生んでくれることを、たつは望んでいた。そんな綾子には、大学時代の恩師で、英語学の教授である衣笠静雄(仲谷昇)という恋人がいる。静雄から求婚されている綾子だったが、結婚を踏み切れない何かを感じていた。綾子と幼いころから姉妹のように親しんだ、本家筋に当たる宮沢隆二(沢田研二)が時折、ふらりと綾子を訪ねてきた。まともな生活はしてないらしいが、どこか憎めなく優しい男だった。隆二は心の奥で綾子への静かな愛を響かせていたが、静雄の存在を知って以来、心穏やかではなかった。綾子は、そんな隆二の思いに気付いていたが・・・。

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