二年間の片思いの末、想いを込めたラブレターを手にする相原琴子(アリエル・リン)。勇気を振り絞り、IQ200の天才、入江直樹(ジョセフ・チェン)に告白。期待に胸膨らませてその返事を待っていた琴子を待ち受けていたものは…。直樹にフラれた噂は学校中に広まり、笑いものになってしまう琴子。一方、最愛の父である相原重雄(タン・ツォンシェン)とマイホームで暮らす夢が現実になったその日、地震で家が倒壊。行く宛のない二人は、しばらく重雄の旧友の家にお世話になることに…。
直樹と同じ屋根の下で暮らしている現実を、信じられない琴子。入江家では直樹の母、紀子(シンディー・チャオ)と父の重樹(チャン・ヨンジェン)は、琴子に優しく接するが、直樹と直樹の弟の裕樹(ジャン・ボーハン)は冷たい。直樹と通学路が一緒になり楽しみにする琴子だが、どうやら直樹は嫌がっているようだ。直樹のいじめに対抗するため、琴子は中間テストで「100番以内入り」を宣言。頑張り過ぎている琴子を察した紀子は、誰も知らない直樹の過去を彼女に打ち明ける。
琴子に勉強を教え、睡眠不足で試験に臨んだ直樹だったが、結果は見事に全満点の学年トップのまま。琴子自身も奇跡に近い「100番入り」の目標を達成する。家を失ってから、琴子の不審な行動が気になる池沢金之助(ワン・トンチェン)は琴子を尾行。琴子と直樹の同居を知る。二人の同棲生活が学校中にウワサになり、怒りが爆発した直樹。しかし、琴子のラブレターを偶然読み、心を打たれ、通学途中再び痴漢に遭遇した琴子を助ける。そんな中、親たちは琴子と直樹の将来について話し合っていた・・・。
ある日、お父さん達のもとに同窓会の招待状が届く。同時に急用ができ、紀子が裕樹を連れて実家に戻る。すると、入江家は琴子と直樹の二人きり。直樹のために腕を振るおうと奮起する琴子だが、台所は煙だらけ。見かねた直樹が料理をすることに。直樹に夏休みの宿題の協力をあっさり断られ一人机に向かう琴子。徹夜で頑張っても一向に終わらない。最終日の夜、直樹のノートを拝借しようと直樹の部屋に忍び込んだが、直樹に見つかってしまう・・・。
夏休み最後の夜、琴子は直樹に助けられながら無事に課題を完成させた。卒業が近づいて進路相談が始まると、琴子は直樹の進路が気になりはじめた。そんな琴子に直樹は受験すると思われていたT大を受験しないと打ち明ける。一方、琴子のクラスは校長から、最後の試験で合格点を取れないと卒業させないと厳しい条件を言い渡される。
卒業が近づき、直樹は迷わずT大にいくと思い込んでいた琴子は、T大は受験しないと直樹に打ち明けられる。一方、校長から、最後の試験で合格点を取れないと琴子らを卒業させないと厳しい条件を言い渡される。いつも成績の悪いF組の生徒たちは、卒業できるか心配になり始め、「琴子100番入り伝説」にすがり、直樹に勉強を教えてもらうようにお願いする。そんな学友を見向きもせず、自己流の人生計画をたてすっかり自信満々の金ちゃんだが・・・。