ウェアハウス13 ～秘密の倉庫 事件ファイル～

大統領が出席した博物館のパーティーで、刃物を手に職員が暴れ出した。まるで所蔵品の何かに取りつかれたかのように。大統領の命を救ったシークレットサービス捜査官のピートとマイカは、突如指令を受けサウスダコタへ。そこで二人はアーティーという男に案内され、合衆国政府が、超常的な遺物を極秘に保管してきた、第13倉庫の存在を知る。

ピートとマイカはアーティーから指示を受け、恋人を殴って捕まった大学院生、コーディを取り調べる。殴った覚えはないという彼は、突然イタリア語を発して暴れ出す。そのイタリア語を翻訳した大学のマルゾット教授は、何かを隠している様子だった。

シカゴで3件の銀行強盗事件が発生。不思議なことに現場にいた目撃者は、事件の経過を何も覚えていなかった。そしてテープから流れた音楽を聞くと、幸福感に包まれ涙を流しす。ピートとマイカはこの音楽が事件に関与していると睨み、作曲したアーティストの自宅を訪れる。

コロラド州の小さな町で、尼僧が建物から飛び降りた。同じ頃、その町では、老女は死んだ夫の骨壺を病院の壁に投げつけ、中学校ではバイオリンを弾いていた生徒が突如、楽器を破壊した。3人とも普段の性格では考えられない行動だった。

第13倉庫に若い女、クローディアが侵入。実は、彼女は倉庫のシステムに侵入したハッカーだった。クローディアはあることをきっかけに、アーティーを恨んでいた。彼女はアーティーを誘拐し、倉庫から連れ出す。

厳重な警備体制下のNYのオークション会場から、火、風、水、石と名付けられた彫像のうち、1体が盗まれる。犯人は遺物の持つパワーを利用して犯行に及んだようだった。