エピソード1
第1話
マーサ・コステロはシューレーン法律事務所で働く優秀な法定弁護士。有罪と証明されるまでは無罪である、との信念を持ち最後まであきらめずに闘う姿勢を15年間貫いている。
そんな彼女は「シルク=王立顧問弁護士(QC)」のステータスを得ることを目標にしているが、同僚のクライヴ・リーダーも同じくシルクを目指していた。
彼らの上司であるビリーは同じ事務所から2人のシルク志願者を出すことに懸念を持っており、2人を法定で闘わせ、シルクの志願に必要な推薦状を各自で勝ち取るように仕向ける。
マーサとクライヴが共に担当する事件は、コロンビアからの麻薬組織に関わった被告たちの弁護。マーサはコカインを詰め込んだコンドームを飲み込んでイギリスに密輸した妊婦の弁護を、クライヴはその移動のために車の運転をしたドライバーの弁護をそれぞれ担当する。
当初、大きな問題もなくスムーズに進むと思われた裁判だが、同じチームを組んだクライヴの裏切りによってマーサは窮地に追い込まれる。
また、マーサは他にも並行して老人を縛って暴行し窃盗を働いた、非道な強盗事件の弁護も抱えていた。裁判は警察側の主張と被害者の証言により、不利な立場となり別件と同じく窮地に立たされるマーサだったが、得意の粘り強さを発揮し警察の捜査がずさんで歪んでいた事件の真相を突き止める。
49分 · 2016年4月25日
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