財務省主計官の門倉英明 (高橋悦史) と、その妻・道子 (梶芽衣子) の家に派遣された家政婦・石崎秋子 (市原悦子) は、エリート家庭内にはびこる家庭内暴力、夫の浮気、妻の浮気を目撃し、そして…。
次期総選挙を目前に控えたある時、代議士の氏家壮介 (鈴木瑞穂) と、秘書・仙波昭夫 (前田吟) の密談を、秋子は聞いてしまった! 夕刊誌記者のマキ (長谷直美) から、仙波家の秘密を探ってくれと頼まれた秋子は…。
有名女子大の学長・甲元琢見 (加藤嘉) に気に入られた秋子。甲元家に派遣されることになったのだが、琢見の痴呆が発覚! 学園の看板である琢見の痴呆を隠すために必死の家族。さらには後継人事を巡る対立も勃発して…。
家政婦会の会長・キヌヨ (野村昭子) が入院。見舞いに行った秋子は、ひょんなことから院長・万智 (岡田茉莉子) の家政婦を引き受けることに。病院の内部事情を調べ始めた秋子は、病院内の複雑な恋愛事情を知って…。
不動産会社会長・百瀬竜造 (内田朝雄) 邸に派遣された秋子。一見、幸せそうな一家だったが、竜造は無類の好色漢。そして長男の俊郎 (篠田三郎) も秘書と密会を重ねている様子。それを知った秋子は…。
証券会社を経営する種村家に派遣された秋子。先代の未亡人であるサダ (南田洋子) は、とある会社の株を極秘で買い占める計画をしていたのだが、かつて相場師として鳴らした山川 (丹波哲郎) が現れたことで様相が変わり…。