家族の写真
主人公・望月美晴(剛力彩芽)は豊橋が出身のフォトグラファー。実家の写真院を飛び出し、数年前にコンクールで入賞したことで注目されたものの、今はスーパーのチラシの撮影しか仕事がない毎日。現実の厳しさに悩む中、高校の同級生の瑠璃子(吉谷彩子)から実家の父・弥太郎(升毅)が目の病気で引退しようとしていることを知る。“ふるさと”豊橋に助手の和哉(木戸大聖)を連れて帰った美晴は市役所に勤める紗季(三戸なつめ)の提案もあり、コロナで中止となった「ええじゃないか豊橋まつり」に代わる写真展を企画することになるが、父や友人と衝突してしまう。さらに父と母・香代子(加藤紀子)の秘密を知ってしまう。“ふるさと”で笑顔の再出発に思いをたくすフォトグラファーの物語。