
GAKUYA~開場は開演の30分前です~
これは、下北沢にある、とある小劇場「シアター黒猫」の楽屋を舞台としたオムニバスコメディー。「シアター黒猫」の特徴はなんと言っても猫好きの小屋主。芝居に猫が出てくる場合は劇場レンタル費を半額にするほど猫愛が強い。この個性的な小屋主役を、今舞台や映画、ドラマなどに幅広く出演し、その濃いキャラクターは一度目にしたら忘れられないほど強烈な印象を与えるコメディアン、役者、さらには粘土作品展を開くアーティストなど、マルチな才能を発揮している片桐仁が演じます。『GAKUYA』は30分完結全5話のオムニバスで、毎回違う劇団の小劇場「シアター黒猫」での楽屋の様子を描きます。毎話開演30分前からドラマはスタートし、幕が上がるまでの間に様々なトラブルが劇団を襲うさまをリアルに30分間で描きいていきます。ある回では、女優4人が演じる芝居に一番若手のアイドル女優が時間になっても現れなかったり、またある回では、『ももたろう』を演じる小学生たちの母親が自分の子どもの配役についてもめ始めたり・・・。そんなオムニバスコメディーの脚本と演出を手掛けるのは、映像監督、脚本家、俳優、カメラマンなど、“楽しいことは何でもやる”というスタンスで活動中のたかせしゅうほう氏。