ローマ市内で行われていた市民デモに便乗する爆弾テロが発生した。ジョゼ・ヘンリエッタ組とジャン・リコ組のフラテッロは、政府に敵対する五共和国派の犯行だと察知し、犯人の追尾を開始する。
少年・ピノッキオはある日、爆弾作りのスペシャリストであるフランカとフランコと行動を共にするよう指示される。メッシーナ大橋爆破計画を実行に移そうとするフランカとフランコを護衛しろというのだ。
行方不明となったコーエンを捜索するため、ヒルシャーとトリエラはモンタルチーノへと向かう。コーエンが滞在していたホテルであるメモを見つけた2人は、ピノッキオの隠れ家らしき家にたどり着いた。
「条件付け」による依存症のために入院生活を余儀なくされていたアンジェリカ。しかし、治療のかいがあってようやく仕事に復帰することを許され、担当官のマルコーと一緒にミラノに向かっていた。
数年前に目を負傷したことが原因で、国家警察を辞めることになったマルコー。恋人で出版社に勤めるパトリツィアは、これを機にマルコーに危険と隣り合わせの職から退いてほしいと願っていたが…。
五共和国派グループのリーダーであるニノは、メッシーナ海峡大橋開発公社の理事長誘拐を企てていた。数年前に兄を殺されて以降、ニノは慎重派となり、走れなくなった犬「チベタンテリア」と呼ばれていた。