キス･シックス･センス

ゼウ企画 企画１チームのエースＡＥであり、昇進を目前にしたキャリアウーマンのホン･イェスル。スピード出世によって、知らぬうちに妬みや反感を買うが、彼女には最大の悩みの種があった。それは彼女の指導役でチーム長のチャ･ミヌ。厳しくて、気難しくて、ムカつくミヌからのダメ出し、叱責、あざけりは、初のＰＭを任されたベッドのＣＭでも終わる気配はない。イェスルは彼の手の内から逃れるため、自分の能力を証明しようとするが、別の能力を発揮してしまう。それは他人の体に唇が触れると、未来が見える能力だった。

ミヌと同じベッドで体を重ね合わせてキスをする未来を見てしまったイェスル。「あいつと私がセックスを？なぜ？どうして？」ととうてい信じられない未来にあ然とするイェスルは、自分の能力を否定してビリー社のプロジェクトに集中する。しかし、１歩、２歩と運命のように迫ってくる未来の前兆に不安は募るばかり。信じがたい未来をもう一度確認するため、イェスルはミヌにキスをしようとする。

イェスルがキスしようとした時に、目を開けたミヌ。だんだんこじれていく状況下で、いとこのホウは、チャ･ミヌと早く寝るべきだと言う。それを聞いてチャ･ミヌの行動がどんどん気になりだすイェスル。そんな時、偶然イェスルの唇がミヌの手に触れてしまい、間近に迫る創立記念パーティーで指輪を渡されて告白される未来を見る！ イェスルは、これ以上未来に振り回されないようにするため、創立記念パーティーでミヌの告白を待つ。ところが告白の瞬間に、驚くことが起きる。

酔った勢いで自分の能力と、自分たちがセックスする未来が見えたとミヌに告白したイェスル。しかし、ミヌに信じてもらえず、おまけにあざ笑われてしまう。腹を立てたイェスルは自分の能力を証明すると宣言する。 一方、企画１チームが新たに担当するモピス社のプロジェクトに、元カレのピリョが監督として参加することに。ピリョとミヌの間で板挟みになるイェスル。そしてなぜかミヌとピリョは激しい神経戦を繰り広げる。

イェスルの能力を信じたミヌは、今日寝てもいいが条件があると言う。しかし急にジヨンが現れたため、イェスルはその条件を聞けぬまま家に帰る。次の日、その条件を知ったイェスルは、かなり困惑する。イェスルはミヌを避け、逃げるようにピリョとデートの約束をするが、ピリョからさらに困惑するような質問をされて…。

家に侵入した不審者からイェスルを救ったミヌ。彼はなぜ、いつも危機を察して姿を現すのか？そしてなぜ、彼の未来にいる自分はこんなにも幸せそうなのか？しかし、そんな悩みもつかの間、モピス社のプロジェクトで新商品のデザインが流出してしまい、イェスルは全ての責任を負わされ、企画２チームに移動させられる。 そんなイェスルを心配し、イェスルの家にやってきたピリョとミヌは激しい神経戦を繰り広げる。イェスルはミヌを自宅に連れて帰り、信じがたい未来を再確認しようと試みる。