大介(川野太郎)と春子(生稲晃子)の間に娘・真理(水野杏美)が誕生、今井家は8人家族に。退職し、司法書士を目指して自宅で勉強中の大介に主な家事と育児を任せて、専業主婦だった春子が大工仕事に復帰。ある日春子に、学校から呼び出しが。茜(井上真央)が担任・山村(正希光)に反抗し教壇を蹴ったという。だがこれは、山村が元々茶色い髪の生徒・川田美沙(堀部知穂)をぶったことへの抗議の行動だった。事情を知った春子もまた山村を非難し、山村と大沢校長(大和田伸也)をあきれさせるのだった。⒞CBCテレビ
美沙の髪の色を責め続ける山村に抗議し、茜は自分の髪を金色に染め派手な服装で登校。再び呼びつけられた春子はまたも山村に意見し、ようやく山村は美沙に謝るのだった。不登校となりフリースクールに編入した健一(小谷幸弘)は、地元の中学に登校し始めた。浩(金澤匠)も伸び伸びと過ごしている。名門私立中学への入学を目指す里香(宮崎真汐)だけは依然、猛勉強を続けている。ある日、茜の前に父・中西(宇崎慧)が現れる。恋人と別れ再び東京で暮らすというが、携帯電話での知らせを聞くと、急ぎ立ち去る。⒞CBCテレビ
友恵(島かおり)は、家事をする大介を不甲斐なく思っているが、真理の幼児教育には熱心である。一方、勉強ばかりの毎日にいつしかストレスをためた里香は、二人のクラスメートとともに、ひそかに美沙をイジメていた。思春期を迎えた健一の身体に変化が現れる。時には茜を異性として意識してしまい、思い悩んだ健一はフリースクール「ひまわりの家」を訪ね、友達に相談。自然な事だとなだめられ安心する。そんな中、再び茜の前に中西が現れる。⒞CBCテレビ
中西は、東京で運送の仕事をする予定だった。だがその話しがダメになり、仕事を探している最中だ。一緒に暮らそうという中西の言葉に、茜は複雑な心境を抱くのだった。ある日浩が上級生に殴られ、茜は敵を討つ。以来浩は強くなろうと鍛え始め、後日再び殴られそうになり反撃。うまく追い返すが、その騒動を止めようとした老人を浩が突き飛ばしてしまう。その事で春子に怒られた浩は、茜とともに老人に謝る。一方、美沙へのイジメはひどくなり、心配した茜が美沙に事実をたずねていると、そこへ里香が現れる。⒞CBCテレビ
健一は、今でも時々「ひまわりの家」に行っている。中学での教育に疑問を抱く健一は春子に「今しか出来ない事をしたい」と話す。だが、大介はやはり健一には中学に通学して欲しいと思っているのだった。里香は、山村からテストで学年一位になった事をほめられる。喜んだ里香は大介に報告しようとするが、大介は真理が発熱したと大騒ぎ。言い出せない里香は、いらだつのだった。美沙へのイジメをエスカレートさせる里香は、仲間のクラスメートとともに美沙を囲み、無理矢理髪を切ろうとする。そこへ、茜が止めに入った。⒞CBCテレビ
茜は、里香たちは美沙の髪を切ろうとするのを止めた。ところが美沙は、里香たちにイジメられているのではないと言う。茜は帰宅後、大介と春子にこの事を相談。大介は里香に真偽を確かめるが、里香は否定する。無実を訴える里香を信じる友恵は逆に茜を叱る。騒動を見守る健一も浩も、複雑な心境だ。そんな中、健一の中学の教師から春子あてに電話がかかってきた。⒞CBCテレビ