真夏の京都・洛北で若い修行僧の凍死体が発見された。早川刑事は死因に疑問を抱き、甥で低温科学研究所員の三郎に所見を聞く。直後、三郎の父も同じ状態で死亡。三郎は父の愛人・沙織を疑う。沙織は400年も生き続ける氷女だった。