きんいろモザイク

高校1年生の大宮忍は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット！ 手紙は英語で何が書かれているのか全くわからず…。

忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。おっとりして優しい忍。しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。明るくて元気でよく食べる陽子。背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近街中で外国人を見かけるような気がしていた。すると、陽子がこの前も金髪少女に会ったと言い出す。テンションが上がった忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。

風邪で学校を休んだ忍のことを心配するアリス。すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたと告げる。アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は中を見ていないので手紙の内容が気になり…。

忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。今度の休日に、忍の家でみんなで勉強会をすることに…。

いよいよ来週から夏休み。忍たち5人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立。結局カレンの熱意に押されて、山へ出かけることに…。