立山国際高校に通う白羽由希奈は、母・洋海が忘れたスマートフォンを届けるため黒部研究所を訪れていた。母に無事スマホを手渡し、顔見知りの研究員・荒俣たちと話していると、突如上空に正体不明の火の玉が飛来する。警報が鳴り響く研究所敷地内で、地下に避難しようとした由希奈は、ラボで怪しく光るキューブに目が留まる。
キューブから現れた謎の青年・青馬剣之介時貞。由希奈のことを「姫」と呼び、彼女を侵略者から救うが、駆け付けた警備員たちに気絶させられてしまう。捕らわれの身となった剣之介だったが、一瞬の隙をつき脱走。こっそり様子を見に来た由希奈を見つけると、いきなり手を掴み走り出した。
海から出現した大型ジオフレーム「イエロークラブ」との戦闘後、剣之介は城主のいない富山城や由希奈のセーラー服、スマートフォンなどを前にして、自分の置かれた状況を理解できずにいた。剣之介は再び捕えられ、由希奈と共に研究所で身体検査を行うことに。一方、イエロークラブと共に出現した小型ジオフレーム「カクタス」の一部は、山岳地帯へと逃げ込んでいた。
大型ジオフレーム「ロングアーム」のパイロット・フスナーニは黒部研究所へと連行され、精密検査が行われることとなった。国連地球外生命体研究局員の尋問にも大人しく応じ、450年前に訪れたとき築いた“枢”がある事故で破損したこと、そしてその“枢”の破片“枢石”を探索していると告げる。
麻倉もも
Koharu Shirahane
M・A・O
Yukina Shirahane
石川界人
Ryoto Akagi
上田麗奈
Sophie Noël
武内駿輔
Hose Karurosu Takasuda