終電を逃した大学生の香坂里緒 (横山由依) は、同級生・間宮祥子 (島ゆいか) の家に泊まる事になる。祥子の家を見て回る里緒が、地下室に続くドアを開けようすると、祥子がとっさにその前に立ちはだかった。不審に思いながらもくつろぐ里緒。しかし、祥子がシャワーを浴びている間に、地下室の方からする物音に気づいてしまう。地下室には、両手を後ろ手に縛られ、ぐったりとした女・沖田悠美 (飛鳥凛) の姿が…。
入院中の女子高生、檜山花音 (岡田奈々) は携帯電話のカメラで院内で起きた出来事を撮影しては、自分のブログにアップしていた。ある日、同室の入院患者の家族が見舞いに来ていたため、花音は記念に写真を撮る事を提案。いざ写真を撮ろうと携帯の画面を覗き込むと、家族の後ろに「見ず知らずの男」が映っていた。その翌日、その患者は死亡。花音は、昨日の「男」が何かの予兆だったのではないかと思案し…。
新堀可奈 (入山杏奈) の中学時代の親友・橘真里 (森田望智) は最近、部屋にこもったまま出てこないという。久しぶりに会った真里は、話しかけても無反応。しかし突然、数年前に自殺した歌手、岬和也のブログに、彼が生きているかのように書き込みはじめる。その様子に気味悪さを感じるが、他のファン達と楽しそうに交流する真里に何も言う事ができない。そして、二人は選ばれた人間しか参加出来ない「供養の会」に誘われる…。
女子高生の矢代涼香 (加藤玲奈) は、皆の憧れの存在。そんな彼女の唯一の不安は、涼香の幼馴染みの葉山奈津美 (前田聖来) の存在。地味な奈津美だが、涼香はその存在が自分の地位を脅かすのではないかと気が気でない。ある日、昔の話を持ち出す奈津美に我慢ならなくなった涼香は、奈津美を歩道橋から突き落としてしまう。息絶える奈津美。しかし翌朝、緊張しながら登校した涼香の前に、奈津美が何事もなかったかのように現れる…。
女子高生・石塚春香 (古畑奈和) は、盗撮犯 (宇野祥平) が取り押さえられている現場に遭遇する。「俺じゃない!」と叫び、無様な格好で地面に押さえつけられている男の様子がおかしく、写真を撮り「盗撮犯捕まるwww」とSNSに投稿した。しかし翌朝SNSで繋がっていない友人からも声をかけられる。誰かがまとめサイトを立ち上げたようだ。写真を撮った春香を英雄扱いするサイトの人々。春香も悪い気はしていなかったが…。
中学生の三ノ宮忍 (中野郁海) と岸本舞 (小栗有以) は、舞の両親とBBQに出かけたのだが、帰り道に山中で車が故障してしまう。電話を借りようと人の気配がする何かの施設の中を4人は手分けして電話を探すことになる。忍と舞は二人で建物の中を歩き回るうちに部屋の中で古びた包帯を発見。忍は「廃墟に置き去りにされた包帯女」の都市伝説を思いだし、舞を怖がらせるために話して聞かせるが…。