犬は人間の最良の友。でも、どのようにして人間の手のひらほどの大きさで生まれた小さな子犬がいつしか忠実で愛すべき人間のパートナーになるのだろうか? この世に生まれ落ちる瞬間から、離乳、そして歩けるようになるまで、また、兄弟たちとの遊びを通じて培われる他者との関わり方など、無力な赤ん坊が自信に満ちた子犬に成長する姿をつぶさに追跡する。そして迎える別れと旅立ちの時。しつけを終えた子犬は、母犬と兄弟たちとすごした生家を離れ、新たな飼い主の家族に引き取られていく。知られざる子犬の世界を紹介するシリーズの前編。
犬は人間の最良の友。人間の家族に引き取られていった子犬たち。後編では、新しい家で新生活がスタートした子犬たちに密着する。子犬たちは、どのように新しい環境に慣れていくのか。新生活にすぐになじみ、楽しくすごす子犬、人間の家族と意思疎通ができず、しつけ教室に通う子犬、代々継承されてきた牧羊犬の仕事の訓練を始める子犬、地方からロンドンに引っ越し都会生活に戸惑う子犬など、それぞれの生活に密着し、さまざまな表情を映していく。そして、はるか昔から人間と意思疎通を図ってきた犬の秘密とは? 時には困難に直面しながらも、堂々とした成犬に成長していく様子を追う。知られざる子犬の世界を紹介するシリーズの後編。
ブリティッシュショートヘアーの子猫、ロイドと妹たちが誕生する。同じ頃、農場で産まれた子猫たちは、家猫とは違う生を歩み始める。生後4週のミュウはよちよち歩きを始め、痩せこけたピーナツは人間に助けられる。ベンガルの兄妹、ネッドとドットは生後5週で高所好きの本能を発揮。ロイドは人間に撫でられて立派な家猫に近づいていく。生後7週を迎えたネッドとドットは遊びながら狩りを学び、ロイドはひげを発見する。生後9週、子猫たちは外の世界へ。ベンガルの兄妹とピーナツは新しい家族にもらわれていく。
生後14週のピーナツが妹のカシューと新しい家族の元へ。ネッドとドットも新居に到着するが、ドットはなかなかなじめない。元保護猫のサッシーは初めての家庭生活に戸惑う。生後6カ月のティモシーは去勢手術を受ける。すでに去勢を済ませたマーリーは、野外の縄張りを拡大し、ローリーは初めての狩りに挑戦する。用心棒猫、ロニーとレジーは今日も農場の平和を守る。生後16週を迎えたネッドとドットは新居に慣れて、やんちゃ盛り。生後7カ月になったローリーが初めての留守番に挑戦する。ベニーは1歳の誕生日にキャットニップを贈られて成猫の仲間入りをする。
Jackie Garbutt
監督