「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」。中学校の教師、桜庭彩子 (貫地谷しほり) が目覚めると、そこには男 (上川隆也) が立っていた。この場所の「案内人」という男は、「ここは『さよならの向う側』です」と告げる。そして、自分が死んでしまったことを思い出した彩子に、「最後に会いたい人はいますか?」と…。
病室で男性が亡くなった。その様子を窓から見ていた山脇浩一 (眞島秀和) は、「これ、俺だよな?」と近くにいる「さよならの向う側」の案内人・谷口健司 (上川隆也) に確認する。肝臓の病で入院していた浩一は、たった今、亡くなったのだった。そんな中、病院から連絡を受けた浩一の姉・由利子 (宮澤美保) が…。
「最後に会いたい人は誰ですか?」。「さよならの向う側」の案内人・谷口健司 (上川隆也) からの問いかけに、「歌いたい」と応えた神楽美咲 (吉田凜音)。心臓の病で亡くなった美咲は、バンド仲間の大倉忍 (今井悠貴) と作った曲を歌いたいと話す。大倉とは…
妻・谷口葉子 (戸田菜穂) との結婚記念日を祝うため、すき焼きのネギを買いに行っていたはずの谷口健司 (上川隆也) は、不思議な空間で目を覚ます。近くにいる案内人 (木場勝己) からは、あなたはもう死んでいるんですよ、と告げられてしまう。ときは、1982年。郵便配達員の谷口は、小さな理髪店で働く葉子に出会う。
上川隆也
Taniguchi
深川栄洋
監督