シングルワイフ～私の幸せはどっち？～

大手家具メーカーのデザイナーに上り詰めたラヒは順風満帆の人生を送っていた。Mホテルの代表であるジェミンとの交際も順調だ。ジェミンに似合う女性になるために江南に引っ越す始末。そんなジェミンからプロポーズ待ちのラヒ。しかし役所に転入届を出しに行くと、配偶者の欄に3年前に別れた夫ミノンが載っていた! 早速、離婚を迫りに行くラヒだったが…。

夫であるミノンが離婚届を提出してないことに気付くラヒ。しかもその理由は、離婚のショックで事故に遭い記憶を失ったというのだ。無理は禁物だと医師に言われているため、なるべく刺激しないよう離婚はしていない設定でミノンに接する。ラヒがソウルの会社に勤めていると聞いたミノンはこっそりラヒの会社へ向かい、そこでラヒとジェミン、オ代表に出くわす。

会社でミノンとジェミン、オ代表に出くわしたラヒだったが、ジェミンのおかげで事なきを得る。ミノンに離婚を突きつけられなかったラヒは、しかたなく週末だけ故郷に戻り一緒に過ごすことを提案する。ミノンはしぶしぶ提案に応じるが、週末に会えなければ毎日でもソウルに行くと言うのだった。そんな中、故郷に戻ったラヒはミノンの家でヒョリムに出くわし・・・

ミノンの家でヒョリムと出くわしたラヒ。関係を聞かれ故郷の友人だとごまかしたが、ヒョリムは腑に落ちない。そしてラヒはジェミンと結婚するため、ミノンが自分と離婚をしたがるようミノンの嫌がることを思いつくかぎり試してみるのだった。そんな中、ラヒとジェミンの熱愛をすっぱ抜かれてしまう。ラヒの会社の代表でありジェミンの母インファは、裏切られた思いでいっぱいだった。

ラヒとジェミンの熱愛記事を見かけたミノンが行方不明になり、ラヒは心配で故郷を訪れる。しかしそこにいたのは笑顔で迎えてくれるミノンだった。そんな中、ラヒはジェミンにプロポーズされる。週末ジェミンの家へ挨拶に行く前に結婚歴があることを告げる。だがジェミンはそのことを知っていて・・・

結婚の挨拶に行ったジェミンとラヒ。そこでジェミンの母であるインファに反対され、問題はラヒにあると指摘された。ひどく落ち込んで寝込むラヒ。ラヒと連絡が取れないことを心配したミノンがラヒの家へやって来る。そこでラヒは事実を打ち明け離婚を申し出るのだった。そんな時、またラヒのデザイン室に新人が入ってくる。