スキャンダル

全米で大絶賛! 実在の人物をモデルにした史上最強の敏腕女性フィクサーが、企業、セレブ、政界スキャンダルの封印に暗躍する超話題作『スキャンダル』!! 舞台は首都ワシントンDC＿＿元ホワイトハウス広報官のオリヴィア・ポープが率いる≪オリヴィア・ポープ＆アソシエイツ≫は、依頼人のあらゆる問題を解決、隠蔽する闇のプロフェッショナル5人で組織された“フィクサー集団”。そこへ、新たなスタッフとして若手弁護士クインがやって来る。新編成で挑むオリヴィアたちの前には、名誉勲章を持つ兵士、そしてホワイトハウスからまでも“スキャンダル”な依頼人が次々と現れる。

大統領の新たな愛人と疑われているアマンダから、関係を裏付ける決定的なひと言を聞いたオリヴィアは彼女と依頼人契約を結ぶ。そんな時、DCマダムと呼ばれる高級デートクラブの経営者シャロン・マルケットが助けを求めてくる。検事の捜査前に、シャロンの家から顧客リストとアルバムを回収するオリヴィアたち。顧客リストは、政界の大物たちの名前で埋められていた。しかも、その中には大統領が最高裁判事に指名する予定のキーティングの名もあると知り…。

“スキャンダル”の匂いを嗅ぎつけたDCサン紙のギデオンは、オリヴィアとアマンダを執拗に追いかけていた。それを知ったオリヴィアは、早速ギデオンに“ある取引”を持ちかける。その直後、HDX社社長のサンドラ・ハーディングが「息子が強姦罪で起訴された」と、オリヴィアを訪ねて来る。原告側に多額の借金があると知ったオリヴィアは、大金で和解を成立させようと迫るが…。一方、ホワイトハウスでは首席補佐官のサイラスのもとに“大統領と謎の女性のセックステープ”が届く。彼はオリヴィアが送り主と疑い始める。

アマンダの妊娠を確信したオリヴィアは、大統領側が1,000万ドルを支払うという取引を成立させる。ところが、アマンダは「大統領との関係を公表する。子供は産むと決めた。復讐してやる」と、言い出す。その上、サイラスは極秘チームを結成し、オリヴィアやスタッフたちの“スキャンダル調査”を開始したという。怒りに震えるオリヴィア…。そんなある晩、南米の独裁者フロレス将軍が「妻と子供が誘拐された」と、依頼人として現れる。しかし、妻子の行方を追跡したオリヴィアたちは、“ある衝撃の事実”を突き止める。

ある晩、アマンダの姿が消えた。行方を追っていたスタッフのひとり、元CIAのハックは監視カメラ映像から、元同僚のチャーリーの姿を見つけ出す。早速、彼に接触したハックは、アマンダが誘拐されたことを知らされる。報告を受けたオリヴィアは、既にアマンダは殺害されたと睨み、黒幕にはサイラスがいると疑う。そこへ、スカイナショナル機684便が墜落したという連絡が入り、オリヴィアたちはパイロット組合から依頼を受ける。女性機長の操縦ミスと主張する航空会社に対し、全面対決をいとわないオリヴィアたちは…。

グラント大統領が、突然オリヴィアの家へやって来る。「一度きりの過ちだ」と、アマンダとの一夜を告白すると、サイラスのもとに届いた“セックステープ”の音声を聞かせ始める。それは2年前＿＿。グラントが大統領予備選で苦戦を強いられている頃、サイラスからの依頼で選挙参謀となったオリヴィアは、あらゆる手段を講じ、勝利を得ようと日々奮闘していた。常に行動を共にするグラントとオリヴィアは次第に惹かれ合い、瞬く間に親密な関係へと発展。そんな2人の“スキャンダル”を狙うある人物が、盗聴器を仕掛け…。