海宮内島できこりの手伝いをしながら、空手の稽古に励むリュウの元にある日、アメリカに住む友人、ケンから手紙が届く。そこには百ドル札の束とアメリカにこいというメッセージだけだった。 友人からの突然の誘いにとまどいながらもリュウは日本を離れる決意を固める。 そしてサンフランシスコでリュウはケンと再会するが...。
ケンの誘いで渡米したリュウは、サンフランシスコで刺激的な第一夜を迎えていた。 ダウンタウンのパブ"マウント・フジ"でケンがアメリカ空軍の軍人に喧嘩を売り、大乱闘が始まってしまう。 そして軍人たちと同じ制服を着ている大男、ガイルとリュウは闘うことになる。 だが、リュウはガイルに敗れてしまい...。
香港に着いたリュウとケンは、アルバイトのツアーガイドである春麗と共に、無法地帯九龍城に向かった。 目指すは賭博格闘場"魔闘窟"。飛び入り参加をしたリュウは見事にチャンピオンを倒す。 ところが、闘いにも、賭けも惨敗した賭博格闘を仕切る、チャイニーズ・マフィアのドンである麟王人を怒らせてしまい...。
リュウとケンは暗黒街のボス、麟王人を怒らせてしまった。 春麗を守りながら"魔闘窟"を抜け出すが、迎えのヘリコプターを呼ぶための携帯電話をなくしたことに気づく。 「三人を生かして帰すな!」との命令に、群衆は殺戮集団と化す。三人は九龍城を脱出することができるのか...!
カンフー・スター、飛龍(フェイロン)の撮影現場を見学していたケンは、突然スタントマンとして参加することになった。 本物のアクションを目指すフェイロンにとって、ケンは願ってもない相手だったが...。
春麗の家、銅昴(ドウライ)の道場に向かう途中、リュウは「気」という不思議な力を操る老人に出会う。 リュウの隠された才能を見抜いた老人は、気功術の手ほどきをしていく...。