ある詐欺師(ジョヴァンニ・リビシ)は残忍なギャング(ブライアン・クランストン)に追われている。そこで彼は身を隠すため、刑務所で同じ房にいたピートのふりをして、ピートとは長い間、疎遠になっていた彼の家族の所に身を寄せる。和気あいあいとした家族ではあるが、彼らは問題も多く抱えている。そして詐欺師は自分の問題に加えて、その家族の問題も抱えることになり、危機に直面する。一方で彼は今まで経験したことのない家族の愛情にも触れる。
家業が傾いていき、ピートの祖父母、オットーとオードリーの間に不協和音が生じる。マリウスは、手が焼ける客から保釈手数料を取るためにジュリアにリスクを伴う提案するが、問題に直面してしまい、2人はオードリーの“熟練の技”に頼らざるをえなくなってしまう。マリウスは、ニューヨークにいるかつての詐欺仲間、ケイティとカロリーナを訪ね、3年前にヴィンスを敵に回すことになったいきさつを回想する。マリウスは自分を尾行する謎の車に気づく。
マリウスの保護観察官がニューヨークに来るよう命令してくる。約束の時間どおりにニューヨークへ行くには、ピートのいとこであり、好奇心旺盛なジュリア、テイラー、カーリーの3人、そして彼を疑い続けるオードリーをうまくあしらわなければならない。またマリウスは恐ろしい待ち伏せにも遭う。一方、捕らわれたエディは絶望し、ヴィンスの息がかかった刑事のウィンズローはマリウスを追う。ケイティは嫌々ながらもマリウスをかばう。
事務所の金庫に大金があることを知り、マリウスはピートの家族をうまく利用して、それを手に入れようとする。しかしテイラーを思い通りに操るのは、思った以上に困難だった。実は、彼は荒っぽい気性で、危険な秘密を隠し持っていたのだ。ニューヨークのヴィンスの店では、ヴィンスは扱いが面倒な客に悩まされ、不満を募らせる。
オードリーの独断でしたことが店に損害を与えるかもしれない事態になり、オードリーとオットーはケンカをする。オットーが妻を疑い、調査しているのを知ったマリウスは彼に手を貸す。そして調査を進めていくうちにオードリーの金銭トラブルが明らかになる。一方、カーリーは得体の知れないいとこに過去について質問する。ジュリアは昔 関係のあったランスとヨリを戻そうとする。ヴィンスはエディに新しい仕事を与える。
凶悪な客の裁判が始まるが、失った彼の担保金を工面するため、バーンハート保釈金立替事務所の人々は苦労していた。金を用意できない場合の報復を恐れ、オットーは居留地に住む旧友を訪問する。一方、マリウスは、詐欺の才能のある若者を雇い、オードリーを尾行させる。カーリーは外部の情報源から聞いた情報を基にピートに関する重大な秘密を発見。その頃、ジュリアは、もう一度ランスを信用すべきかどうか決断を迫られていた。
ジョヴァンニ・リビシ
マリウス・ジョシポヴィック
マーゴ・マーティンデイル
オードリー・バーンハート
マリン・アイルランド
ジュリア・バーンハート
ピーター・ゲレッティ
オットー・バーンハート
リブ・ベアラー
カーリー・バーンハート