エピソード5
第5回 竜五郎出獄
竜五郎(中村敦夫)が出所した。わずかの留守の間に塙組は落ちぶれていた。出迎えた伯父・矢部虎(芦田信介)に"泥につかっても、もう1度一家を張る"と竜五郎は決然と言う。一方、三豊炭鉱から東日炭鉱へくら替えした炭鉱員が、また戻りたいと言ってきたが重蔵(北大路欣也)は断った。その夜、小頭の田所(北浦昭義)と戻りたいと望んだ炭鉱員たちが東日の連中に襲われ、田所は死ぬ。そして助け出した炭鉱員の口封じのために、東日の鬼頭(福山象三)は炭鉱住宅に火をつけた。重蔵の怒りは決定的となる。そんな中、竜五郎は東日の援護を高塔(高桐真)から依頼され引き受ける。またしても、重蔵と竜五郎の宿命的な対決が近づいてくる。
47分 · 1976年5月5日
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