聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編

海皇ポセイドンとの戦いも終わり、世界はひと時の平穏を取り戻していた。だが、大地を狙う邪悪の影は、すぐそこにまで忍び寄っていた。聖域 (サンクチュアリ) にある聖闘士たちの墓が荒らされ、白羊宮を守護する黄金聖闘士 (ゴールドセイント)・牡羊座アリエスのムウの前に、謎の侵入者が現れたのだ。そのうえ、かつての戦いで死んだはずの黄金聖闘士が、黒き鎧をまとった敵となって姿を見せる。すべては死者の世界である冥界をつかさどる、冥王ハーデスの仕業だった! 冥王に忠誠を誓った黄金聖闘士たちは、冥衣 (サープリス) を身に着けて冥闘士 (スペクター) となり、アテナを狙って十二宮を駆ける。星矢たちは彼らを食い止めるため、ポセイドンとの激戦の傷が癒えぬまま、小宇宙 (コスモ) を燃やして立ち上がるが…。