駄菓子屋の息子・鹿田ココノツは、将来漫画家になることを夢みている。だが、父・鹿田ヨウに店番を押し付けられ、漫画を描く時間を奪われてばかり。そんなある日、枝垂ほたると名乗る少女が現れ、ココノツに「キングオブ駄菓子と言えば!?」と唐突に問うのであった。
ココノツに店を継がせるためヨウと結託したほたる。さっそく駄菓子の魅力を披露しようと『きなこ棒』を実食する。ココノツに黄粉を零さず食べる方法があると息巻くほたるだったが見事に咽て撃沈。一息ついたところで、『生いきビール』で乾杯しようと言いだすが・・・。
真夏日。ほたるによって店のエアコンを切られ、なぜか豆も交え『ブタメン』を食べる事になったココノツ。猛烈な暑さに意識は朦朧、「これはいかん!」とほたるを説得して再びエアコンをつけることにしたが、なんとエアコンの電源は入らずで・・・。
ココノツが店に帰ると、目隠しをして両手を縛ったほたるが床を這っていた。驚いて何事か問いただすココノツに、ほたるは「利きふがし」勝負をしようと言い出す。いつもようにほたるのペースにハマり、ココノツも目隠し両手拘束でイザ!勝負に挑む!
真夜中。ココノツは店内で謎の粉を取引するほたるとヨウを目撃する。粉の名前は『ビンラムネ』。その美味しさゆえに『ビンラムネ』中毒に陥っていたヨウは、「きれいな体で戻ってくる」とココノツに言い残し、出頭さながら店を出て行くのであったが・・・。
ほたるに呼ばれ、寺で“遊びを許された駄菓子”で遊ぶ事になったココノツ、サヤ、豆。遊びの才能があるサヤは、『超ひもQ』では東京タワーをつくり、『おはじき』をすれば高い取得率と他の三人を圧倒していく。そんなサヤに、ほたるはある提案をするのだが・・・。
阿部敦
Kokonotsu Shikada
竹達彩奈
Hotaru Shidare
高柳滋仁
監督