本格企業サスペンスの第1回! 総合電機メーカー・ハシバの子会社で働く一之瀬(斎藤工)はある日、本社への逆出向を命じられる。何のとりえもない自分がなぜ? 本社が製品の設計を、子会社がその製造を担当するハシバグループは経営難に苦しみ、アメリカから来た新社長の松木(石丸幹二)は一之瀬の秘めた可能性に目をつけ、グループの経営改善策を考えろと言う。一之瀬がベトナムで見出したある計画がハシバに激震を走らせ…。[FICT](C)NHK
一之瀬(斎藤工)はハシバグループが本社と子会社のあいだの仕事の受注発注の陰で裏金を作り続けていたことを知る。かつての自分の上司である瀧(榎木孝明)もまた裏金の事実を知り、口外しないことと引き換えに本社の取締役の座を手に入れる。一之瀬は8人いる取締役の過半数である5人を自分の味方につけることで、ハシバを変えようと決意する。一之瀬は瀧を打倒するために変わらぬ忠誠を誓いながら彼に近づき、そして…。[FICT](C)NHK
ハシバ本社の秘書室に異動になった一之瀬(斎藤工)は、専務取締役の最上(柴俊夫)が宇都宮に頻繁に出かけていることを知る。三千万円のハシバの裏金が何に使われるのかを突き止めるため、一之瀬は吉田(戸次重幸)の取材網を通じて最上の行動を調べる。最上はある病院に出入りをしていた。医療機器の契約を成立させるための裏金工作だろうか? 一之瀬、番場(満島真之介)、松木(石丸幹二)たちの前に、思いがけない事実が…。[FICT](C)NHK
一之瀬(斎藤工)は、ハシバの裏金の鍵を握る重要人物である常務取締役・里中(石丸謙二郎)に近づこうとする。ハシバの裏金は何のために作られているのか? その謎を解明しようとする一之瀬は、ある家電量販店でハシバ製品の売り上げの数字が偽装されているのではないかという疑いを抱く。ハシバに監査が入ろうとする時、一之瀬は里中が保管する家電部門の監査提出資料を盗み見ることに成功するが、そこには意外な数字が…NHK
ハシバの過去には何があったのか? 古い一枚の写真に、ハシバ会長・御園龍之介(竜雷太)とともに写っていた幼き日の松木(石丸幹二)。松木はハシバと何らかの関係のある人間なのか? 一之瀬(斎藤工)は深まる謎に戸惑いを隠せない。裏金が支払われ続けているという人びととハシバとの関係を一之瀬は探ろうとする。ハシバ取締役のひとりである塩崎(大和田伸也)を攻略できれば真相がつかめるはずだ。一之瀬は勝負に出るNHK
一之瀬(斎藤工)はハシバ会長・御園龍之介(竜雷太)と松木(石丸幹二)の関係を知る。松木にとってハシバはたんなるビジネスの舞台ではなく、御園への報復を果たすための場所だったのだ。ハシバの過去の環境汚染の真実を知った松木は、ハシバの株式を公開してファンドに売却し、その金で過ちを清算しようとする。一之瀬たちはライセンスビジネスでのハシバ再生を実現するべく松木の行動を阻止しようとし、そして最後に…NHK