赤川次郎原作 毒〈ポイズン〉

秋本 (小泉孝太郎) にはある結婚話が進んでいたが、腐れ縁の真由美 (前田亜季) からも結婚を迫られていた。そんな中、秋本の前に証拠の残らない毒を作ったという松井 (綾部祐二) が現れる。一方、警視庁特別犯罪捜査係の直美 (臼田あさ美) らは、死亡原因が不明の事件について捜査するよう指示される。

清掃員の水原 (滝藤賢一) からストーカー行為を受け、悩む沙織 (滝沢沙織)。警察に届け出るも証拠がなくては動けないという。水原らしき男を見かけ、逃げるようにあるバーに入ると、隣に座っていた松井 (綾部祐二) から毒を見せられる。

4年前の幼児殺害犯は原田 (堀部圭亮) と確信していた中野 (木村祐一) だったが、証拠不十分で不起訴に。原田は中野を恨んでいた。その原田が中野の娘を狙っていると感じ取るが何もできない。そんな折、松井 (綾部祐二) が中野に毒を…。

中野 (木村祐一) が原田 (堀部圭亮) に飲ませた毒が効くまで8時間。エリ子 (遊井亮子) が目を離した隙に、浩子 (藤井杏奈) が原田にさらわれてしまう。原田が浩子の靴下を手にエリ子の前に現れたのを知り、中野は事情聴取を受ける原田がいる警察署へ。原田が死亡する前に浩子の居場所を白状させなければと、中野は焦る。

人気カリスマ主婦の冴子 (上原美佐) には人に言えない過去があった。女子高生時代の仲間から、その時の証拠写真を見せられ脅迫される。今の名声と理想的な家庭を失いたくない冴子。困惑する中、松井 (綾部祐二) と出会い、毒の入った瓶を…。

人気読者モデルの弥生 (中別府葵) は、後輩の久美子 (岡本玲) にトップの座を奪われる。苦々しく思っていた弥生の前に、ファンだと松井 (綾部祐二) が近づく。