ネット興亡記 インタビュー編

ドラマ第1話「ネットバブルの攻防」は、サイバーエージェントを最年少上場させた藤田晋と堀江貴文、藤田の起業を後押ししたUSEN-NEXT HOLDNGS社長の宇野康秀らIT起業家たちとの交流とネットバブル崩壊によるサイバーエージェントの危機を描いた。起業の思い、堀江との出会い、村上世彰との対峙、危機の教訓…ドラマには盛り込めなかった藤田のインタビューをロングバージョンでお届けする。

サイバーエージェント創業期を描いた「ネットバブルの攻防」で、もう1人の主役とも言うべき人物がUSEN-NEXT HOLDINGS社長の宇野康秀だ。社会人1年目だった藤田晋の起業を後押ししただけでなく、ネットバブル崩壊で追い詰められた藤田を陰から支え続ける。当時、宇野は何を思い、なぜ若き藤田を応援したのか。ドラマには盛り込めなかった宇野のインタビューを、ロングバージョンでお届けする。

ドラマ第2話は「インターネットの夜明け」。1992年に日本初のネット接続事業を始めた鈴木幸一の前に、認可を拒む国の壁が立ちはだかる。破産寸前の危機に直面するも決して諦めなかった鈴木。「電話が当たり前の時代に、まるでドン・キホーテのようだった」と語る「ネットに魅入られた男」のインタビュー編をお届けする。

ドラマ第3話は「メルカリの野望」。今や日本を代表するフリマアプリとなった「メルカリ」だが、創業者の山田進太郎は「自分は凡人」と称する"異質の経営者"だった。メルカリの着想を得た世界一周旅行や人の才能を活かす独特の経営思想、そしてアメリカ進出への熱い思い。ドラマには盛り込めなかったロングインタビューをお届けする。

ドラマ第4話「逆襲のLINE」は、メッセージアプリ「LINE」誕生の裏にあった"敗者復活"の物語を描いた。その当事者の1人が、LINE最高戦略マーケティング責任者の舛田淳だ。早稲田大学時代の山田進太郎(メルカリ創業者)への憧憬、中国の検索大手「百度」でGoogleに敗れ韓国のネイバーで再挑戦しようとした思い、そしてライブドア買収や「5つの約束」の舞台裏を明かす。さらに、LINE誕生のきっかけと既読やスタンプの機能を搭載した理由も語ったロングインタビュー。

ドラマ第4話「逆襲のLINE」は、事件を起こしたライブドアが実はLINE急成長を後押ししたという「敗者復活の物語」がテーマ。そのライブドアの最後の社長で、現在はLINE社長の出澤剛のロングインタビューをお届けする。ライブドア時代の"社長・堀江貴文"の仕事ぶりや「LINE or not」というキャッチフレーズを打ち出した思い、さらにヤフーとの統合に踏み切った理由を語る。そして、「『敗者復活の物語』は現在進行形である」と話す出澤の真意とは？