出世のためなら何でもござれの警部リュ・スヨル。確信していた自分の昇進が流れてしまい、国会議員ト・ユゴンの従弟であるト・インボム刑事の事件を引き受けることに。そしてオ・ギョンテ巡査を何らかの理由で暴行したト・インボムの懲戒を処理し、ト議員に恩を売ろうとたくらむ。そんなスヨルの前に、突然殴りかかろうとするKが登場。スヨルは逃げる間もなく、殴られてしまうのだが…。
スヨルは解決したと思っていたト・インボムの暴行事件に衝撃的な秘密があることを知り、昼は捜査、夜はしきりに現れるKの相手にと孤軍奮闘する。ト・インボム、オ・ギョンテ事件の真実を明らかにしない代わりに、夢に描いた昇進を果たすのだが…。その時、今のスヨルの人生を変えようと登場したK。ずばぬけた正義感を持つヘルメット男、Kの正体とは…。
正義のヒーローKのせいで、唯一の頼みの綱だったト・ユゴンとの関係にひびが入ってしまったスヨル。とはいえ、こんなことでだめになるリュ・スヨルではない。頼りどころもなく、ムニャン警察庁で生き残った雑草の中の雑草。元恋人であり仲間でもあるイ・ヒギョムと、心機一転して状況を好転させるカードを手にするのだが…。
結局、権力を前に無残にひざまずくスヨル。スヨルは自分にかかってきたオ・ギョンテからの電話で選択の岐路に立たされる。一方、ヒギョムは復帰したキム・ゲシクチーム長と、急速に勢力を増した麻薬組織を追い始める。一方、スヨルは手を焼いていたKを消し去るための方法について悩んでいたが、受け入れざるを得ないKの提案によりヒギョムの事件に介入することに。
ヒギョムを救うためにKと24時間を共にすることで気が狂いそうになるスヨル。真実に近づけば近づくほど、ヒギョムの事件に別の黒幕がいるのではと感じ始める。一方、正体を現した麻薬の持ち主はヨン社長とアンドレイだった。スヨルは波のように押し寄せる悪人たちの海から抜け出すための、唯一の希望を追い求め始める。
ヒギョムの事件で真の黒幕を見つけるため、麻薬組織に乗り込むスヨルとK。 彼らは、ヒギョムの冤罪を晴らそうと証拠集めには成功したものの、ゲシクはヒギョムを手放す気がないようだ。ようやく息が合い始めたスヨルとKは正義を実現し、ヒギョムを救い出すことができるのだろうか。
イ・ドンウク
Ryu Sool-yeol
ウィ・ハジュン
K
ハン・ジウン
Lee Hui-gyeom
エン
Oh Gyeong-tae
Kim Dae-gon
Ryu Dong-yeol