ムーラン・ルージュのダンサーになると言って故郷を出て行方不明になった妹を探しに、ディアンヌはパリにやって来る。ディアンヌは捜査のため踊り子のオーディションを受けるが落ちてしまい、衣装係として雇われることに。ムーラン・ルージュで働く中、次第に踊り子の連続殺人が明らかになっていき・・・。
1889年、ルイーズは父が建築に関わったエッフェル塔を訪れていた。塔に上ろうとした時、階下から登ってきたエレベータが開き、中では父の同僚が殺されていた・・・。ルイーズは、脅迫状が届いていたことを聞きつける。しかしその夜、ルイーズの父も殺されてしまい・・・。
オペラ歌手エヴァがパリのオペラ座でカルメンのリハーサルをしている時、オペラ座の従業員であるマノンが殺害される。エヴァの娘のフォスティーヌの恋人が、容疑者として連行されるが、彼の無実を信じるフォスティーヌは、恋人を救うため事件の捜査を開始する。
パリで恐れられている有名な強盗メルキュール。その正体は実は女性だった。彼女はルーブル美術館で最も有名な宝石を盗もうと計画している。計画を実行するため、彼女は路上で綱渡りを披露していた青年フレデリックに、多額の報酬金と引き換えに協力を依頼する。
ジャンヌはヴァンドーム広場のリッツ・ホテルでソース作り担当のシェフを務めている。ある日、ジャンヌの一人息子が誘拐される。ジャンヌは「返してほしければ晩餐会の担当になれ」との置き手紙を発見する。犯人の目的は要人の料理に毒を盛ることだった。自分の力で息子を取り戻そうとするジャンヌは、独自に捜索を進めるが・・・。
マドレーヌの息子ヴィクトルは、エリゼ宮で働く自慢の息子だ。自身の職場であるエリゼ宮をヴィクトルに案内されている時、マドレーヌは偶然首席補佐官が殺されるのを目撃してしまう・・・。彼女が首席補佐官に駆け寄った際、彼は謎の鍵を彼女のポケットに入れていた。後日、その鍵を持っていることで、マドレーヌは何者かに襲われてしまい・・・。