ブルーストーン42爆発物処理班

アフガニスタンの基地に駐留する爆発物処理チーム、ブルーストーン42。弾薬安全化技術将校 (ATO) のニックを隊長として、即席爆発装置や地雷の処理に当たる日々を送っている。ある日、ファルージャでの実戦経験を自慢して煙たがられていたアメリカ軍からの視察兵が、狙撃されて亡くなった。そんな時、新しい従軍牧師"パードレ"が基地に赴任してきた。そのパードレが美人だったことから、ニックの奮戦が始まる…。

任務中、うっかり規制線から出てしまったサイモン。ミルジーは再教育訓練をすべきだと張り切る。隊員たちは基地で出される戦闘糧食に飽き飽きしており、家族からの差し入れが郵便で届くのを心待ちにしていた。食事について中佐と嘆き合うなかで、一帯には絶滅危惧種だが美味だと評判のトカゲがいると聞いたニック。爆発物を処理した彼の目の前に、そのトカゲが現れて…。

サイモンの回想録原稿が出版社から送り返されてきた。かつて出版社に勤めていたパードレのメアリーは、出版契約にはツカミが必要だとアドバイス。夜間急襲作戦で、デンマーク人の人質女性救出に成功したサイモンは、これでツカミもバッチリと大喜び。救い出された人質は金髪美女。ニックの記事を読んで憧れていたとあって、彼女の方からニックに迫ってきた。いったんは断ったニックだが…。

爆発物の調査をするチームの曹長が気に入らず、イラつくニック。いつも任務の際になめるフィッシャーマンズ･フレンドも底をつきイライラは頂点に。コールネーム以外にもチームに愛称をつけたいバード。あれこれ候補を挙げるが、それもまたニックの神経を逆なでしてしまう。周りに当たり散らすニックは、メアリーや中佐に諭される。フィッシャーマンズ･フレンドが切れたまま、爆発物処理に出動したチーム。ミントに頼らず立ち向かおうと決めたその時、起爆装置が…。

通信手のバード伍長が本部に引き抜かれ、通信チーフとして曹長に昇進することになった。仲間たちは出世を喜んでくれるが、後任を楽しみにしていたり、バードとしては複雑な心境だった。パードレのメアリーが実は、ギャンブル依存症だったと知られる。ポーカーで人が変わったようになる彼女を見て、ニックは大興奮。結婚を控えたサイモンは、遠距離電話で婚約者と式場の打ち合わせに余念がない。彼女は城での挙式を希望しているが…。

爆発物探知犬が不調で、ブルーストーン42の作業も一旦休止。時間が空いてしまった。メアリーはメキシコをテーマにしたお楽しみ会を企画していたが、誰も手伝おうとはしない。だがニックはひそかにサイモン相手にダンスの練習をしていた。探知犬のためにやってきた獣医隊の大尉に夢中になったバード。チームの男たちは、バードを心配するあまり、獣医を手荒に歓迎する。ダンスの練習も進み、メアリー主催のメキシコ祭が始まった…。