スウェーデンの未来を決める国政選挙活動の最中、司法大臣グンナーの補佐官サラが失踪。事態の修復を急ぐグンナーはサラを病欠扱いにし、かつての部下エリンに復帰を要請。失踪の事実を知らないエリンは前任のサラへ連絡を試みると偶然、執務室でサラのスマホを発見するのだが。
サラの失踪を調べるよう命じられたエリンは、アニカ殺害現場に遭遇する。そんな彼女にアニカの息子シモンは、母の最期の様子を聞こうとしていた。一方、警察から事情聴取を受けるシモンの姉ソフィアは、母の死を利用し支持率アップを目論む安心党オッレらに対して怒りを隠せないでいた。
ストックホルムの街で次々と起こる殺人事件。テロ集団の関与を疑う政府は支持率低下を恐れ、事件の解決を急いでいた。そんな中、サラの失踪理由を探るエリンが公安警察から聴取されることに。一方、アニカの葬儀を巡り、安心党とソフィアたち遺族との関係は完全に崩壊してしまう。
行方不明だったサラと遂に対面できたエリン。失職に追い込まれた1年前の事件について謝罪を受けるも、そこに現れた侵入者によってサラは殺されてしまう。一方、母アニカの葬儀が終わり日常に戻りつつあるソフィアに、マチアスと名乗る男が近づいてくる。
エリンは政権内部にグンナー失脚を狙う勢力がいると確信。サラと交友があったマックスを疑い、彼が首相補佐官レベッカの指示でエリンを監視していた事実を掴む。一方グスタフ率いるテロ集団は、介護施設の女性経営者ピアを誘拐。生配信で晒し、犯した罪を自らの言葉で告白させていく。
テロ集団ヴェリタスの犯行声明で、政府は混乱に陥りエリンも対応に追われる中、この事態を利用し首相補佐官レベッカの机を探るエリンは、憲法改正によって極秘にウラン採掘を進めようとしていた事実を知る。一方、ピアの遺体遺棄を終えたソフィアは、マチアスと彼の生家へ向かう。