エピソード1
第1話
今から半年前。竹内薫 (中島裕翔) は、認知症を患う母・陽子 (仙道敦子) の介護をしながら小説家を目指していた。薄暗い部屋で原稿用紙に一心不乱に文字を書きなぐる薫。だが薫が持つある特殊能力により、小説は参考にした作家の作風にことごとく酷似してしまう。出版社に持ち込むたび酷評され、挙句「キミってもんがないのかい?」と一蹴される。その頃、22歳の若さで講談会系東宮寺組聖狗会の組長となった藤原智美 (間宮祥太朗) は、会長の東宮寺正胤 (若林豪) から、誰もやりたがらない“デカいシノギ”の依頼が。依頼主が「先生」だと聞いた部下の権堂真司 (音尾琢真) は不安がるが、智美は冷静に「藤原千佳 (上白石萌歌) に連絡を取れ」と指示をする。このシノギになぜか薫が巻き込まれることとなる――。
31分 · 2022年8月1日
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