国家公認の正式な魔法遣いになるため、夏休みを利用して岩手県の遠野から上京して来た菊池ユメは17歳の高校2年生。初めての東京。初めての下宿。しかも女性だとばかり思っていた研修担当官が、実は美形の男性だったのです。「ど、どうしよ……。」不安と期待が交錯する中、ユメの魔法研修がついに始まります。
自分が今まで遣っていた魔法の多くが規定違反だったことを知ったユメ。ショックを受けた彼女は「良い魔法」とはなんなのかを初めて考えさせられました。指輪を支給され、正式に研修生として登録されたユメは、小山田と共に参事官の古崎のもとへ挨拶に赴きますが、そこで出会ったのはユメと同じ研修生であるアンジェラ・ブルックスでした・・・。
ギンプン局長の出張が伸びたため、アンジェラは1日だけ小山田事務所で研修を受けることになりました。そこへ現れた依頼人・綾乃が魔法を馬鹿にしたことに腹を立てたユメは、思わず綾乃を怒鳴りつけてしまいます。その結果、なんとユメとアンジェラだけで今回の依頼を遂行することになってしまいました。はたして二人の魔法はうまくいくのでしょうか?
「今日はお休みにします。」突然そう言って小山田はどこかへ出かけてしまいました。一日、暇になってしまったユメは、一人で街へと出かけてみますが、そこで言い争っている二人の子供・留奈と康之に出会います。二人の争いは、どうやら康之が魔法遣いであることに関係しているようですが、そんな康之に自分の昔の姿を重ね見たユメは・・・。
今日も小山田事務所にやって来て、ケラ達を相手に落語を披露している留奈。ユメは留奈を家まで送って行きますが、その途中留奈を探しに来た母・陽子に出会います。塾をサボった留奈を心配し、叱ろうとする陽子ですが、留奈はあくまで反抗的です。どうやら陽子は、留奈の落語好きも気に入らないようですが・・・。
パチャンガの開店準備中、ケラはTVのニュースを見るなり、血相を変えてお店を飛び出して行きました。夜になって戻ってきたケラですが、どうも様子がおかしいです。心配したミリンダは、ケラに事情を聞こうとします。翌日、ミリンダにせかされながら、ケラは小山田に何かを相談しようとしますが・・・。
渡辺明乃
声の出演
小林治
監督