ユウタが留学した先は、日本からはるか遠く、青い海に浮かぶ小さな島、聖アルフォンソ島にある全寮制男子校・聖アルフォンソ学院。ここは訳ありセレブの子息が集まる特殊な学院。 見たことのないような豪華な校舎や寮の風景に戸惑うユウタ。その頃、寮である事件が起こる。
アルフォンソ王の絵の中の宝石が盗まれた!入学して早々に、泥棒の疑いをかけられるユウタ。無くなった宝石が、生徒代表であるジョシュアにとって大切なものだと気付いたユウタは、石を探そうと学院内を探しまわる。そして、彼はエンジュと名乗る不思議な少年に出会い、ある手がかりを手に入れる。
ハリウッドの映画スター・アルフレッドの電話の内容を偶然耳にしてしまうユウタ。どうやら有名プロデューサーである父とうまくいってない様子。彼は2年もの間、父親からの映画のオファーを断り続けているというのだ。父親との激しい口論の末、彼は役者をやめると言い出す。
代々軍人の家系として生まれた青年、シルヴァンのもとに、珍しくかかってきた1本の電話。いつもと違う表情で、寮を抜け出す彼を心配して、ユウタが追いかける。2人は、学院の外を出て、島に住むマルタという女性に出会う。息子の帰りを待つ彼女のもとに、不審な男達がやってくる。
日舞の家元の息子ハルヤに、ある和歌を見せるアルフレッド。そこには梅の木にあてて詠んだ歌が書かれていた。この手がかりを元に、彼らは島にある植物園を訪れる。次々と出て来る指示に従って、島のあちこちを探索するが…。
サン・ジェルマン伯爵の子孫で、いつも冷ややかな様子のアンリ。彼の旅行先で、大規模なマフィアの抗争がはじまったというニュースに、院生全員がアンリの安否を心配する。TVにはホテルでの爆発の映像が映し出され、そこにはアンリらしき人物の姿が…。
置鮎龍太郎
ジョシュア・グラント
菅沼久義
ユウタ
森田成一
アルフレッド・ヴィスコンティ
野島健児
アンリ=ユーグ=ド=サン・ジェルマン
三宅淳一
シルヴァン・クラーク