ミュージアム・メン ～歴史を再現するレプリカ職人～

今回の任務は、セント・ピータズバーグ歴史博物館所蔵のレディ・オブ・ザ・ナイルという女性ミイラの展示のリニューアルだ。そこで参考にしたのは、ツタンカーメン。博物館側のニーズに合わせながら、来館者を魅了するような革新的な展示にできるのか？

タンパベイ歴史センターのため、第二次大戦時にドイツ軍が所有した実寸の小型潜水艦セーフントの制作依頼が入る。これまでにない困難なプロジェクトになりそうだが、象徴的なシーハンドの外郭を残しながら艦内の展示をどう工夫させるのか。ここが腕の見せ所だ！

宇宙開発競争の展示を刷新するため、科学産業博物館がアポロ13号の月着陸船のリメイクと、有人宇宙カプセルの熱シールドの制作を依頼してくる。宇宙開発スペースの展示作業に追われる中、さらに魂を揺さぶられるような展示物、ウィリアム・ウォレスの剣を手掛けることに。

フロリダ州ラーゴの軍事歴史博物館が所有する、チャック・イェーガーが搭乗して世界初の超音速飛行に成功したロケット実験機Bell X1をリメイクすることに。ロジャーたちは、この象徴的な実験機を妥協のない完璧な展示にするためのチャレンジを始める！

フロリダ州サラソータ市のクラシックカー博物館から、リンカーン大統領のスプリングフィールドでの葬儀で使われたものと同じ霊柩車のレプリカ制作を依頼される。しかし、チームに与えられた日数はわずか17日間しかない。果たして、約束の日までに完成させることができるのか？

アメリカ国内でも屈指の歴史的航空機コレクション数を誇るテネシー航空博物館から、エベル・ナイベルのスタントで使われた蒸気ロケット機、スカイサイクルX-2の再現依頼が。流線型の機体、コックピット、機首と尾翼、ナイベル特有の塗装デザインまで、全て再現できるのだろうか？