お嬢様系女子高・聖ピエトロ学園の旧校舎の片隅。伝統あるミュージカル部の新部長になった2年生のイケコは、廃部の危機について親友のブッチに相談していた。悩んだ2人は部員を増やそうと騒動を起こし...。
エイミーの母親は元宝塚で「エリザベート」に出演していた。そんなミュージカルサラブレッドを入部させるため、イケコは黄泉の帝王・トート閣下に扮して強引な勧誘を続け、部員たちもそれに付き合うが...。
ブッチの家族はロハスをこじらせていて、環境に負荷がかかるという理由でさまざまな禁止事項があった。ブッチはテレビを観ることができない妹のために自ら映画のストーリーを演じてあげていて...。
ミューブに嵐を持ち込んだのは、とある男子高の演劇部員だった。貴重な文化祭の体育館枠を譲ってほしいとの上から目線発言に対し、イケコを筆頭に憤るミューブ一同。だが、モリモモだけは様子がおかしく...。
文化祭公演に向け練習を始めたミューブ。しかし、裏方志望のウラミユだけは違う方向を見ていた。存在感が薄い彼女の野望は、男装の麗人・エイミーを主人公にした2.5次元ミュージカルだったが...。
チカはアメリカにテニス留学していたが、過酷なトレーニングでけがをしてしまい無念の帰国をすることに...。というのは表向きの話で、実際は恋愛にまで過干渉するパパが嫌になって負傷したふりをしていた。