末期がんで余命僅かなユ・イノ画伯の誕生日を祝うため、親族が屋敷に招待される。イノの元愛人キム・ジヘとその娘ユ・ビンナ、異父弟トッコ・チョルと娘のソン、甥のユ・ヘジュン、マネージャーのムン・ジョンウク、さらに離婚後もイノと同居する元妻チ・ソリョンと家政婦のパク・ジンスクもいた。8人の間には既に気まずい空気が流れて…。
誕生日当日、ジヘは自分の部屋のドアの前で謎の手紙を発見。有名画伯の誕生日とあって記者たちが取材に来るが、ジヘは彼らの前で皮肉な態度を取る。みんながプレゼントを用意してたたえるが、どこか白々しい。
誕生会の翌朝、ベッドで息を引き取ったイノを発見したビンナ。隠し金庫の開け方が記された謎の手紙と鍵を受け取ったジヘは、手紙の主は誰なのかいぶかる。彼女は遺言書を盗み見るためにイノに睡眠薬を盛っていた。
自分が飲ませた薬のせいでイノが死んだのではと脅えるジヘ。警察が捜査のためにやってくるが、ビンナはイノの死因を疑い、解剖を要請。警察は全員に事情聴取するが、話す内容はバラバラだった。
逮捕されたジヘを救うため真犯人の手掛かりを探していたビンナは、ある診断書を発見。そんななか、遺書が見つかるが、その一部が紛失しているため、このままだとビンナが全額を相続する可能性があった。
刑事は、イノは睡眠薬のアレルギーで亡くなったと発表した。ビンナは不当逮捕された際、刑事にイノ完治の情報を提供し、彼らに協力しながら犯人を突き止めようとする。そして、ジヘからある事実を聞き出す。