空の浮島をただ一人見ることができる少女ユメミ。彼女は自分だけに浮島が見えることに思い悩んでいた。一方、天上界では残り少ない万能の力「アクト」を巡って争いが続いていた。天上界の危機を救うため、魔導国の王ムントはアクトを求めて地上界へ向かう。
親友のスズメを心配し、彼女の恋人であるカズヤに会うユメミとイチコ。カズヤはスズメによって孤独から救われたと語る。そんな折、再度ユメミの前にムントが現れ「自分の力を信じろ」と呼びかける。だが、ユメミはムントの言葉に応えることができなかった。
手を繋いで困難を乗り越えるスズメとカズヤから勇気をもらったユメミ。みんなの未来と崩壊する浮島を救うため、ユメミは時空の壁を越えてついにムントと触れ合う。ユメミの力によって世界にアクトが流れ込み、天上界と地上界は崩壊を免れたのだった。
アクト危機を救い、少しだけ強くなったユメミ。だが天上界ではユメミのもたらしたアクトが各国の王を狂奔させ、新たな争いが始まっていた。グンタールが混乱を鎮めるためにユメミの確保を画策する一方、ガスはムントを下界へと送る。
ユメミを巻き込まないよう一人で戦うムントと、そんなムントの危機を知ったユメミ。一方でイチコは空ばかりに想いを向ける親友ユメミを心配していた。イチコはユメミを遊園地へと誘うが、その時グンタールの浮遊要塞がユメミたちの街を襲う。
未来を守るため勇気を示したユメミはグンタールを退け、ムントと共に時空を穿って天上界へ向かう。ムントによれば地上と天上を繋ぐ光の絆の安定化こそが崩壊を防ぐ最後の希望だという。だが、そんなユメミたちに天上界征服を目論むグリドリが襲いかかる。