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めぐる季節はワンダーランド
ドキュメンタリー
2016
視聴可能: Hulu
極寒、灼熱、洪水など気候が極端に変化する地域に棲む動物たちが、知恵を絞り生き抜いていく姿を紹介。
ドキュメンタリー
2016
出演
ドーナル・グリーソン
エピソード1
第1話
ニューイングランドの森にスポットを当てる。休眠していた木々は、春に芽吹きの時期を迎えると、幼虫との闘いを繰り広げる。シルスイキツツキの目当ては、樹液。ヘラジカに葉を食べられると、木は自己防衛としてタンニンを出す。ビーバーは多くの木をかじり倒すが、実は森の生態系に貢献している。光合成がさらに活発になる夏、木々と虫との闘いは、さらに激しくなる。夏の終わり、シンリンガラガラヘビは出産シーズンを迎え、ヘラジカはパートナーを探す。秋になると、木々は冬を迎える前の準備に入り、葉が色づく。森は赤やオレンジの色に包まれるが、美しい紅葉が見られるのはほんの数週間。やがて葉は枯れ落ちて、木々は冬ごもりをする。
エピソード2
第2話
ノルウェー北端にあるスヴァールバル諸島にスポットを当てる。冬のスヴァールバル諸島は太陽が沈んだ状態、極夜が続く。ホッキョクグマは極寒の中、海氷を闊歩して、アザラシを狩る。早春になると、太陽が昇る。日照時間が増えると、海氷の下では、食物連鎖の基礎となる現象が起きる。藻類が活発に活動し始め、それをカイアシ類が食べるのだ。春になり海氷が溶けると、カイアシ類を食べに渡り鳥がやって来る。太陽が沈まない白夜の時期になると、植物が花を咲かせる。スヴァールバルトナカイは草を食べ、ホッキョクギツネは繁殖期を迎える。セイウチは陸でのんびり過ごし、大量に貝を食べる。氷河が崩落する夏。渡り鳥や定住動物が出産シーズンを迎え、スヴァールバル諸島は命あふれる世界となる。
エピソード3
第3話
【最終話】アフリカのオカバンゴ・デルタにスポットを当てる。カラハリ砂漠にあるオカバンゴ川は、年に一度、洪水を起こす。水は数ヵ月かけて、オカバンゴ・デルタに広がり、砂漠地帯は水の世界へと変わる。乾季の9月、生息動物は食糧不足を何とかしのぐ。11月になると雨が降り、砂漠地帯は一時的に潤う。12月になると、洪水の水源となるオカバンゴ川に大量の雨水が流れ込む。3月になると大洪水が始まり、生息動物の暮らしも一変し、5月になると、プランクトンの活動が活発化。魚がプランクトンを食べ、それを目当てに、クラハシコウやアフリカヘラサギなどが集まってくる。8月、デルタの南部まで水が到達するがやがて蒸発し、オカバンゴ・デルタは再び、砂漠地帯へと戻る。
出演者/スタッフ
ド
ドーナル・グリーソン
ナレーター
PB
Paul Bradshaw
プロデューサー