ラブシーン・ナンバー＃

大学生のドゥアは、タイプの違う3人の男と同時に交際している。ある日、複数のパートナーと同時に関係を持つ、複数恋愛主義者についての論文を書くため、“所有しない愛”の著者の所へインタビューに行く。そんな折、ドゥアの私生活を暴露し、正体をバラすという投稿が大学のサイトに上がっていたと、男友達のハヌルが知らせに来る。

家の中で隠し撮りされた、写真入り記事を投稿した犯人を見つけるため、ドゥアは交際中の男たちを調べ始める。しかし、分かったことは、自分は主導権を握る完璧な恋愛だと思っていたが、実は男たちにだまされていたという事実だった。ドゥアは、部屋に隠しカメラがあるかもしれないと不安になり、ハヌルと一緒に発見器で家の中を調べる。

投稿写真の一件で、シハン、サンウ、ダハムの3人とハヌルが公園に集まる。ハヌルは3人に、ドゥアから“三股”されていたことを伝え、この中に犯人がいるとして尋問を始める。一方、ドゥアは、ハヌルのタブレットに隠し撮り写真が保存されていたことに気付き、ハヌルとの過去の関係から、彼が投稿した犯人ではないかと疑い、問い詰める。

ドゥアは、交際していたシハン、サンウ、ダハムの3人を自宅へ呼び、別れると宣言するが、彼らは、別れる理由を説明する義務があると、ドゥアに説明を求める。そこに、ハヌルがドゥアを心配してやって来るが、お互いの気持ちをぶつけ合い、ケンカになってしまう。そしてドゥアは、かつて、ハヌルとの関係に“ブレーキ”をかけた自分を思い出す。

母親と2人暮らしのハラムは、ジョンソクとの結婚を控え、準備を進める。しかし、結婚に何の迷いもないジョンソクとは対照的に、ハラムは今ひとつ気分が乗らない。一方、ハラムの母親のソナは、10歳近くも若い恋人、ジョージと熱烈恋愛中だ。ハラムはジョージのことが気になり、偵察しようと、ジョンソクを誘ってジョージが働く店へ食事に行く。

ジョンソクとのセックスは、いつも秩序正しく行われ、ハラムは完全に冷めている。そんなある日、ジョンソクとハラムが昼間からホテルに行くと、いつもとは違って、情熱的なジョンソクにハラムは期待するが、その喜びも長くは続かなかった。ハラムは、自分が本当の恋愛もセックスもしていないように思われ、このまま結婚していいのかと自問する。