ラブ・ラップバトル

幼い頃、母親と離れ離れになり、祖母に育てられたヨンベク。彼の心の支えは、HIPHOPだった。どんなに辛いことがあってもRAPを口づさめば自然と心が躍った。祖母ボンスクは、日に日にRAPにのめり込むヨンベクの熱い気持ちを知り、彼をソウルの高校へ転校させる。転校先で同じクラスになったハジンとはひょんなことから知り合った仲だった。ある日、ラップに夢中になり授業をサボっていたヨンベクは、罰としてクラスメートの前でラップを披露するはめに。ヨンベクのRAPのスキルに驚いたクラスメートからは驚きと賞賛の拍手が沸き起こる。ヨンベクの人気を唯一気にくわないのは、キム・テファン。彼はラップでは名の知れた有名人で、しかも、テファンが片想い中のハジンとヨンベクが仲が良いのも目障りだった。その日を機に何かとヨンベクに食ってかかるテファンとその取り巻きたち。ついにはヨンベクとテファンは取っ組み合いの喧嘩になり…。