ウンガン病院精神科助教授のイ・シジュンは心の病を抱えた患者を救おうと日々奔走している。ある日、自分を警察官だと信じる妄想性障害の患者が病院を抜け出し、授賞式にもぐり込んで新人賞を受賞したハン・ウジュを飲酒運転の容疑で逮捕。シジュンが駆け付けたが既に遅く、会場は騒然とし記者たちも押し寄せてきた。偽の警察だと分かり事なきを得たが警察の取り調べ中に我を忘れ怒るウジュを見たシジュンは彼女が気にかかり…。
ウジュは飲酒運転の事件が起きたあと公演から外されオーディションもうまくいかない。妄想性障害の患者チャ・ドンイルは風に当たろうとシジュンと共に病院の屋上へ行くがそこにはウジュが。自分のせいで死のうとするウジュを見てドンイルは深く反省し、涙を流しながら謝る。しかしこれはシジュンが仕組んだ演技だった。演劇療法によってドンイルを病から救おうとしたのだ。一方でウジュの様子も気になるシジュンだが…。
異食症の患者ソン・ミノを診ることになったシジュンは彼の話を聞くうちにその原因が父親にあると感じる。そんな中、ウジュが演劇療法のバイトをすることに。ウジュの助けもあり、ミノは心に秘めた思いを吐き出し治療はうまくいき始める。しかしドンヒョクの拒食症の患者が摂食障害患者の集まりで放った攻撃的な言葉に、ウジュが腹を立て出ていってしまい台なしに。むしゃくしゃしたウジュは、そのままある場所へ向かう。
ウジュは自分が患者だと認めシジュンに治療をお願いする。シジュンの言うことに従い、治療に臨む。一方、統合失調症のパク・ルオは自分にしか見えない誰かに翻弄され、夜になると正気を失い大声で叫ぶ毎日。ある日、匿名でルオが強制入院させられ暴行されていると国家人権委員会に通報があり、警察が精神健康医学科を家宅捜索することに。担当医であるシジュンは取り調べを受けることになり、ルオの担当から外されてしまう。
ウジュがボーダー患者だと知ったシジュンはウジュを避け、治療もやめるとヨンウォンに伝える。ウジュは人権委員会への通報者を知ろうと退院したばかりのアルコール依存症患者にお酒を飲ませてしまい、また問題を起こしてしまう。そのことがきっかけで演劇療法をやめるというウジュをシジュンは引き止めるどころか、すぐに承諾する。シジュンは警察の取り調べで、通報者について思いもしなかったことを知らされる。
レジデント2年目のカン・ヌリは地下鉄のホームで、ある男が女性を盗撮しているのを目撃する。盗撮された写真は医師たちだけが登録できる違法サイト“盗撮師”に上げられていた。ウンガン病院の医師も数名が登録していて彼らを窃視症と診断し、解雇する前に治療をすることに。初めて患者を受け持つことになったヌリだが、よりによってその患者は違法サイトでヌリの盗撮写真を見ていたのだった。自分が被害者だと知ったヌリは…。
シン・ハギュン
Lee Shi-joon
チョン・ソミン
Han Woo-joo
テ・イノ
Dong-hyuk
パク・イェジン
Ji Young-won
Lee Hyang-hee
脚本