ハユンにはジンクスがあった。それは恋愛期間が100日も続かないことだ。ある日、会社主催のパーティーに男友達のガンジンを伴って参加したハユン。その会場で運命のような男性テリョンと出会い、付き合うことに。しかし、100日を目前に突然彼から一方的に別れを告げられる。ジンクスを破りたいハユンは別れにも時間が必要だと泣きつき、1ヵ月の猶予期間とその間の２人が守るべき契約を結ぶことになった。

大学時代にひょんなことから知り合い、気の置けない友人として過ごしてきたガンジンとハユン。ハユンの恋愛パターンについても熟知しているガンジンは、テリョンとの話を聞いてまたかと呆れる。一方ハユンは、どうにかして猶予期間中にテリョンの気持ちを引き留めようと策を練っていた。そこで思いついたのが、ガンジンに偽の恋人になってもらいテリョンの嫉妬心をあおろうというものだった。当然、ガンジンは断るものの……。

ハユンはテリョンの気持ちを引きとめようと努力するが、テリョンには響かない。そればかりか逆に気まずいとまで言われてしまう。ビジネスパートナーでもある２人だが、プロジェクトの件で会議をしていても気まずい雰囲気で捗らない。そこで2人は契約したルールを守ることを改めて確認し合い、気を取り直して会議を再開した。ところがその会議の場にガンジンがソノに連れられてやって来た。理由が分からず驚くハユン。

テリョンはハユンを食事に誘うが、ガンジンは自分との先約があると断ってしまった。ハユンはデートのチャンスをつぶされたことに怒りながら、テリョンに気に入られようと努力を重ねてきたと訴える。ところが逆にガンジンに小言を言われるはめになり、恋愛には駆け引きが重要だと説かれる。その後２人で散歩をしているとハユンが自転車にひかれそうになる。ガンジンはとっさにハユンを抱き寄せ、2人の間には妙な空気が……。

ガンジンのことを意識し始めたハユンは、テリョンを前にしてもぼんやりしてしまう。テリョンはハユンの異変を感じ取ったかのようにデートに誘う。彼の心境にも変化が起こっている様子だが、ハユンに対して相変わらず冷たい態度をとってしまう。そしてそんな態度に落ち込むハユンだった。一方、ガンジンはハユンの部屋で作曲の作業をすることになった。相変わらず微妙な空気の2人。そんな時、思わぬハプニングが起きる。