ロンドン警視庁犯罪ファイル

15歳の少女、キャシーが新聞配達中に行方不明になり、警察が捜査に乗り出す。キャシーの最後の目撃者が赤茶色の車を見たと証言し、該当車の割り出しが始まる。他方、風紀課に勤務するパット・ノース警部補は、ワイン商、ウォリントンの苦情処理を担当することになり…

マイクはウォリントンを事情聴取するが、アリバイに阻まれてやむなく釈放する。キャシー・ブースの遺体も殺害現場も発見されていないため、この時点では彼女の生死は不明である。そんな中、ウォリントンの妻はパットに離婚相談をもちかける。パットを逆恨みしたウォリントンは署に押しかけ…

ロンドン警視庁の警部補、パット・ノースは、マイク・ウォーカー警視と一緒に住み始めて1年近くなる。ある日、彼女は上司から内務省が助成する誤審再考班のメンバーとして選ばれたことを聞かされる。警視庁が過去に捜査した事件を、新しい証拠に基づいて再捜査するために新たに設置された部署だ。ところが、最初に手掛けることになったのは、同棲相手のマイクが8年前に担当したマクレディ事件だった。

マクレディのメドウズ殺害事件に関するドキュメンタリー番組が放送され、そこで 15年前の警官刺殺事件も取り上げられる。殺害されたのはマイクの同僚コリン・フッド。マクレディが逮捕されたものの、麻薬常習者ジョージ・コネリーが殺害を自供。マクレディは釈放されたが、その事件に関与していたマイクは、マクレディに対する不正な捜査を疑われてしまう。

解体中の古い建物のテラス部分から若い女性の白骨死体が発見された。ウォーカーをリーダーとして捜査が始まる。ノースの元恋人のバッチェリも現場捜索を担当することになる。情報が少ないことから捜査は難航することが予想された。一方、ノースは講演に出かけたマンチェスターで復顔法の専門家アンガスと知り合い…

マイク・ウォーカー警視らは、ハラトン通り34番から新たに発見された赤ん坊の遺体について捜査を開始。キャスリーン・ノートンに尋ねると、なんと彼女は自分の死産した子供だと告白。グラハム・リチャーズにレイプされてできた子供だという。しかし、グラハムはレイプを否定し…