私の残念な彼氏

一見どこかのお嬢様に見えるジナ(ヤン･ジンソン)｡実は､全身を偽物で固めたコンプレックスの塊｡お金も学歴もないが上昇志向の強い彼女は､大手広告会社のインターン社員の採用試験を受ける｡なんとか最終面接まで残り､気合を入れて面接会場に向かうジナ｡その途中に出会ったのは花屋のオーナー･テウン(ノ･ミヌ)だった｡テウンは超イケメンだが､純粋過ぎてどこか惜しい"残念君"｡テウンには彼に関わると残念なことが起きるというウワサがあった｡

あこがれの会社に出社したジナ(ヤン･ジンソン)｡だが､そこにはライバルのヘミ(ハン･ヘリン)との競争が待っていた｡初めて訪れた広告の撮影現場で､ジナはモデルの脚にコーヒーをかけてしまい､早くも失敗｡ジナはミスを挽回するため､親友･マルスク(パク･ジンジュ)の力を借りて社内イベント用に手品の準備を始める｡手品師を紹介してくれたマルスクへのお礼に偽ブランド品を買いに行くジナ｡しかし､偽ブランド品業者の車に乗り込むジナを偶然見かけたテウン(ノ･ミヌ)は､ジナが誘拐されたと思い込み警察に通報してしまう｡

社内イベントで倒れたテウン(ノ･ミヌ)は､ジナ(ヤン･ジンソン)の人工呼吸で助かり､ジナを女性として意識し始める｡生まれて初めての感情に混乱するテウン｡一方､ジナはヒチョル(ユナク)に食事に誘われ､嬉しさを隠せない｡浮かれた気持ちでお店に行くと､女性社員全員参加の食事会だった｡がっかりしたジナは泥酔して､帰り道で出会った正体不明のパンダのぬいぐるみに自分の生い立ちを語ってしまう｡翌朝､ジナはリヤカーの中で目覚めるのだが･･･｡

仕事でテウン(ノ･ミヌ)の花屋を訪ねたジナ(ヤン･ジンソン)は､テウンとスジ(アン･ウンジョン)の会話を誤解し､テウンの顔面にパンチをしてお店を出てしまう｡ジナが注文したバラの花束を持って彼女を追いかけるテウン｡ジナに追いついて花束を渡そうとするテウンだが､その姿がプロポーズ動画としてネットにアップされてしまう｡動画のことを実家に知られたくないジナは､マルスク(パク･ジンジュ)に助けを求め､そのお礼として結婚式のアルバイトを手伝うことに｡

種の博士を訪ねたはずが､ジナ(ヤン･ジンソン)がそこで会ったのはまたしてもテウン(ノ･ミヌ)｡結局ジナは､テウンの車でソウルの職場に戻ることに｡だが､ジナがカーナビの住所を間違えて入力したため､テウンは一晩中車を走らせ､田舎の海辺に着いてしまう｡なんとか会社に戻ったジナだが､上司や同僚からはすっかり落ちこぼれ扱い｡一方､ヘミ(ハン･ヘリン)はヒチョル(ユナク)を誘い､手料理を振る舞う｡

公園プロジェクトのキーマンである"種の博士"が､ジナ(ヤン･ジンソン)の企画に賛成しているという話を聞き､ヒチョル(ユナク)はプロジェクトをジナとヘミ(ハン･ヘリン)の2つのチームに分け､競わせることに｡ジナのチームは､天才と呼ばれるがやる気のないジャンピョン(キム･ドンヒ)とジナのみ｡ジナはテウン(ノ･ミヌ)を加えて､3人の落ちこぼれチームを結成する｡だがその矢先､ジャンピョンが警察に捕まってしまう｡